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いまむかしえほん(8) みるなのへや」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

いまむかしえほん(8) みるなのへや 作:広松 由希子
絵:片山 健
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2011年06月
ISBN:9784265080083
評価スコア 4.18
評価ランキング 25,241
みんなの声 総数 10
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • つかの間の夢

    見てはいけないと言われれば、見たくなるのが人間です。
    いろんな部屋の風景を楽しんだ旅人ですが、禁忌を破ったからといって罰を受けたわけではありません。
    言いつけを守ったらどんな良いことがあったのか解りませんが、つかの間の夢は、旅人にとってただの休息だったようにも思いました。
    ちょっと中途半端な読後感でした。

    投稿日:2017/08/20

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  • 人間の性と業の深さ

    「みるなのくら」といって浮かぶのは、赤羽さんの絵本。一つひとつの蔵の場面は、文章がほとんどなかったということを思い出しました。

    この絵本も、蔵の場面はやはり言葉が少なく、絵を描いた片山さんのイメージにゆだねられているように思いました。

    中でも目を惹いたのは、いきいきとした馬の場面でした。今にもこちらに向かってかけてきそに思えました。

    最後の男の姿がとてもこわくて、男のその後はどうなったことだろうと、「みるなのへや」、昔話としてはこわいお話の部類なんだといのうが、より一層伝わってきました。

    禁断のものであればあるほど、開けてみたくなる人間の性・業の深さを感じるお話です。

    投稿日:2014/11/26

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