おばあちゃんからプレゼントされた切花のバラをとても大切に思う
レイチェル。
枯れて捨てられ悲しむレイチェルにママはおばあちゃんからの
アドバイスを受け、苗木を育てることになりました。
植えたのはツバメの季節のようですから春でしょうか。
それから秋になり冬になってもレイチェルはバラの世話をつづけ
とうとう素晴らしい花をさかせたのです。
どのようにバラを育てればよいのか絵本の中でもあとがきでも
とても丁寧に書かれていてためになります。
殺虫剤やら消毒を使わずにバラを育てようと虫や病気と格闘している
私には、レイチェルの気持ちが手に取るように分かります。
本当に小さな葉っぱ一枚出たことにも喜びを感じます。
この本を読んだ末娘が「私もバラを育てたい」と言いはじめました。
飽きっぽい娘のことですから、レイチェルのように見事に咲かせること
ができるかどうかわかりませんが、1本を娘に託すつもりです。
家庭菜園でも「母作る人、娘食べる人」という構図が出来上がって
いましたが、来年は一緒に汗を流しながら、花を咲かせる喜びや
収穫の喜びなど味わえたらと期待しています。