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オットー 戦火をくぐったテディベア」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

オットー 戦火をくぐったテディベア 作・絵:トミー・ウンゲラー
訳:鏡哲生
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年12月
ISBN:9784566008007
評価スコア 4.75
評価ランキング 824
みんなの声 総数 23
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 「幸せに終わってよかった」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    「アン・ハッピーに終わらなくてよかった〜。このまま悪い終わり方をするか、幸せになるか、最後はどっちかだと思ったんだよね〜」
    読み終わってすぐ、こういったのは上の子です。
    私はラストだけは人から聞いていて知っていたのですが、自分でちゃんと読んだことがなくて、図書館で探してきました。

    想像していたより、ずっといいお話でした。
    そして「すてきな三にんぐみ」の作者だということに、とても驚きました。全然、雰囲気が違いますよね〜?

    大体、どの学校でも、ボランティアで入る「読み語り」の時間は朝が多いと思うのですが、しばらくこういったボランティアの活動をしていると、たいていの講座・講義なので「朝から重たくなる話はしない方がベスト。特に、戦争物は、よく考えてから使わないといけない」と、講師の方からご教示いただきます。
    でも、戦争ものの絵本とはいえ、この絵本なら読み語りに使っても問題ないと、私は思いました。
    むしろこの絵本なら、「戦争を知らない子ども達」に「戦争」がどういうものか、その輪郭だけでも伝わるような気さえします。

    うちの上の子はわりと感受性が強く、悲しいものは避けて通るタイプです。その子が、これは「幸せに終わってよかった」と、気持ちよくいえる絵本なので、私と、子どもの二人とも評価は「自信を持って薦めたい絵本」です。

    投稿日:2009/06/02

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  • 戦争をどう伝えるか

    読み終わって、私と奥さんは感動したのですが、息子の反応は今ひとつ。
    戦争の中で、振り回されたテディ・ベア。第2次大戦での、ドイツのユダヤ人迫害。アメリカの人種差別。骨董品店でのデビットとの再会と、オットーとの再会。
    時代に振りまわされながら、とても大切なものを伝えていると思いました。
    ただ、この絵本の中にある「時代」を伝えることに難しさを感じます。ありきたりに戦争の悲惨さを伝えるだけでは充分ではないと感じたからです。
    「ユダヤ人」というキーワード、オバマ大統領就任までのアメリカの人種差別と黒人の貧困、ウンゲラーは「時代」を鋭い視点で絵本に取り込んでいます。
    どのレベルで子どもに伝えるか? 戦争を知らない親であり、オイルショックを知らない親であり、あまり日常に危機感を感じなくなった大人たち。
    ウンゲラーの絵本は、風刺が効いていて辛口です。
    数奇な運命を経て、再会したオットーとデビッドとオスカー。この絵本には感動があります。深みもあるだけに何度も読み返したいと思います。

    投稿日:2009/04/17

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    1
  • 中学2年生という年代は、いろいろなことを吸収したい年齢だと思います。この本は丁度その年齢にぴったりだと思います。
    平和について考えるきっかけになればと思い、紹介し続けています。
    ただ、読みはじめに、少し手助けが必要かも・・・?
     例えば、時代背景や年代、登場人物について(といいますのも、デビッドとオスカー、オットーの関係が、始めはわかりづらかったので)3人の関係をあらかじめ簡単に説明するとか、「ユダヤ人の虐殺のことを知ってますか?」というような、簡単な質問をしてから読み始めると、
    生徒さんたちは、お話にすっと入っていけるようですし、読み手のわたしも、安心感から読みやすかったです。

    同時に、「あのころはフリードリヒがいた」(ペーター・リヒター)も紹介すれば、中学2年生なら、きっと次のステップへと読み進んでくれることでしょう。

    明日の朝は、1月21日なので、天神祭りの日も近く、落語絵本「はつてんじん」にしようか、「オットー」にしようか迷っていましたが、皆さんのコメントを読んでいたら、やはり「オットー」に決めました。

    投稿日:2014/01/20

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