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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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いるのいないの」 12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声

いるのいないの 作:京極 夏彦
絵:町田尚子
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年02月
ISBN:9784265079537
評価スコア 4.04
評価ランキング 27,286
みんなの声 総数 47
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12歳〜のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 怖かった

    思わず後ろを振り返ってしまう怖さです。
    絵のアングルが、だれかの目線のようで・・・
    「誰かに見られている!」と錯覚してしまいそうです。
    おばあちゃんの顔がずっと見えないこと、おばあちゃんの反応が悪いこと、薄暗く不気味な家・・・
    ホラーの苦手な私には、心臓に悪かったです。
    最後のページは反則です。

    投稿日:2014/04/12

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  • 日常の中の恐怖

    昔ながらの家屋に宿る恐怖。
    自分たちにとっては非日常であっても、合掌造りの家並みでは当たり前の暗闇です。
    天井がありません。
    見上げると大きな梁と、その上には昔は養蚕でもしたのでしょうか屋根むかってむき出しの柱組があるだけ。
    そこに住むおばあさんにとって、怖い顔がのぞいていても悪いことが起こらぬ限り、見上げさえしなければいないも同じなのです。
    都会っこの少年にとっては、とても怖い非条理の世界。
    京極さんの巧みな語りと、町田さんの自然でいながら不気味さたっぷりの絵。
    「こわいのこわくないの」
    この怖さは、考えるとあちらこちらにありそうです。

    投稿日:2012/08/20

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    1
  • 読み聞かせしてみました

    6年生の読み聞かせで読んでみました。
    でも、きっと嫌いな子もいると思い、あらかじめ「怖い話が嫌いな子は、耳だけ傾けてね。聞く自信のある子は、前に集まって」と話しておきました。

    心の中の漠然とした小さな不安が、だんだん大きくなっていく様子がリアルに描かれていて、子どもたちは目が釘付け!
    そしてクライマックスのあのシーンでは、まんまと悲鳴があがり、してやったり、という感じでした。

    このような怖い本に賛否両論あるかと思いますが、私はこの絵本を含む怪談えほんシリーズの企画監修をされた文芸評論家の東雅夫氏が本の帯に書かれたことに共感し、読み聞かせに踏み切りました。
    「幼いことから怪談に親しむことによって、子どもたちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの恐ろしさといった、人としての大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。…後略」

    簡潔な文章と、それにぴったりの絵で、たちまちおばあさんの住む古い家に引きずり込まれます。
    読み進めるにつれ、だんだんその世界が絵本の世界なのか、自分が幼いころ経験した記憶なのかがあいまいになってくるような気がします。
    ただ怖さを煽るのではなく、日本人の心の原風景をも抉り出しているようで、怖いけど、ページ一つ一つをじっくりと見たくなります。

    でも、最後のページは…やっぱりじっくり見ることができません^^;

    投稿日:2012/07/14

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  • 怪談・・・

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子12歳

    小さい頃、怪談ばなしの本にはまった時期がありました。
    怖いけど、読んでみたい・・・なんだろぅ、怖いもの見たさって、
    誰にでもあるのでしょうね。
    活字だったので、想像して怖がっていましたが、
    今回の「怪談」は、絵本です。
    絵がストレートに目から飛び込んできます。
    今まで、こんな怪談絵本なんてなかったよね?
    あまりにもリアルすぎて、本当にこわい。

    最後までひきつける話とそれにぴったりな絵。
    かわいいねこがたくさん出てきますが、
    やっぱり、どこか不気味。

    こわいこわいと思っていたら、梁の木の模様も人の顔に見えてきたりして・・・

    でも、これは違う。
    確かに、いる。
    ラストは、大人でも背筋がぞっとします。

    みなさんおっしゃっていますが、賛否両論わかれると思います。
    私は、このての絵本の読み聞かせは、ちょっと躊躇します。
    どなたかにお任せします。

    でも、こんな怪談絵本が次々と出てくるのですから、
    きっと今の時代に、必要なものかもしれませんね。

    この絵本は、日本ならではの独特の怖さのある怪談ばなしです。

    こどもに読み聞かせする時は、一読してからでお願いします。

    娘の反応としては「・・・」でした。

    投稿日:2013/02/04

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