砂漠に咲く奇跡のお花たちの写真がとてもきれいです。
この写真家さんの自然やお花への愛情が感じられました。
1つ1つの写真もページの流れも悪くはないのですが、
使用している言葉がとても小さい子に話しかけているような語りぶりなので、現実的な風景をおさめてある写真絵本としては、違和感を感じずにはいられませんでした。
もう少し端的な言葉で、物語っぽくせずに書かれている方が読みやすかったかな〜と、思います。
本当にたくさんの美しい砂漠でしか見られないおはながたくさん紹介されているので、植物が好きなお子さんには特にお薦めしたいです。
個人的には迷い込んできた虫を食べてしまう食虫植物の「オレハ・デ・ソロ(キツネの耳)」と、砂漠一面に白いフリルのようなかわいい花を咲かせる「サスピーロ」がよかったです。
あと、植物ではありませんが、たまたまとれと1枚という感じで載っているミミズク!この獲物を見定めている表情が何とも言えませんでした!!