はじめてのクリスマス(偕成社)
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世界の国からいただきます!(徳間書店)
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“うなぎ”という生き物に俄然興味が湧いてくる1冊です。 この作品は2015年夏の中学生向け課題図書「うなぎ一億年の謎を追う (塚本勝巳:著)」と、(たぶん)タイアップして書かれているので、 個人的には両方読むことをおススメします。 物語風に描かれた世界ではありますが、どちらかというと科学的・生物学的な要素を多い作品なので、読み聞かせなら小学校4,5年生くらいから。ひとり読みなら小学校高学年以上がよいと思います。 本の見返し部分には、うなぎの成長過程の呼び名と姿(サイズも)描かれているので、このシーンはどのくらいの大きさなのかな?とか、気になった人はぜひ、このページを開きながら読んでほしいなと思います。 わたしは「うなぎ一億年の謎…」を先に読んだので、“レプトセファルス”の姿が絵に描くとこういう感じなのかぁ(笑)と、ひとりでウケてました。
投稿日:2015/07/08
7月に合いそうな絵本がないかなーと探していましたら、うなぎのうーちゃんの絵本を見つけてしまいました! 7/28は土用の丑の日。丁度いいなと思い図書館で借りてみました。 私は、うなぎを食べることは大好きですが、うなぎの生態に関しては全くの無知でしたので、 絵本を通して、透明な卵→平たい体→しらすうなぎ→茶色→黒い体へと成長の過程を辿ること、 体をくねらせながら岩を登ったり、田んぼへ移動できること、海で生まれ、川で10年過ごし、また海に帰る。 何もかもが新鮮でした。 リアルで美しいイラストにも癒されながら、うーちゃんと一緒にだいぼうけんを楽しむことができました。 また、人間の勝手な都合で、年々うーちゃんたちの住処を奪ってしまっている。。そこは悲しいなと思いました。 ゴミは決まった場所に捨てる、食器洗いの時は必要以上に洗剤を泡立てない。これからも徹底して気を付けていこうと思いました。
投稿日:2021/07/18
うなぎの卵が発見されたのは、2009年!? 比較的身近なのに(気軽に食卓にのせるには、おサイフが苦しいけれど・・苦笑・・)こんなにうなぎのことが謎に包まれていたとは驚きでした。 この絵本は、とても分かりやすくうなぎの生態について描かれています。海の深い紺色、そこに浮かぶたくさんの透明な卵は、命の神秘、海の神秘を感じさせてくれます。そこから、うなぎのうーちゃんの長い旅は始まります。日本の美しい四季や環境問題のことにもさりげなく触れられています。 うーちゃんは最後、また長い旅をし、生まれた海に戻り、卵を産み 一生を終えます。卵から新しい命が生まれる予兆を感じさせて物語は終わりますが、新しい命の「パパは?」という疑問を子どもたちは感じるのでは?卵の受精について何らかの記述があれば・・と思いました。
投稿日:2015/09/20
水生生物が大好きなので、表紙のかわいらしさにずっと気になっていた絵本です。 我が家でウナギといえば、いつも楽しんでいるテレビ番組を思い浮かべます。 ヘドロだらけの海岸にウナギを呼ぼうと、あれこれするのを見ていたので、生態にも興味はあったし、なによりうーちゃんが還った海が濁っていたというのが、まさに番組を連想させ身近に感じました。 またうーちゃんが過ごす上流は、一時期住んだ山里とそっくりで、川遊びをして身体で知っている水を五感で思い浮かべました。 そんなわけで、じっくり、二度続けて楽しみました。絵がよかった。 うなぎって、こういう一生なのですね。改めて整然と頭に入ってきました。 最初はあんな形をしていて、あんな小さいのですね。(母が熱心に読みふけっているので)横から覗きこんだ娘が、葉っぱみたいと言っていました。
投稿日:2014/11/27
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