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ええことするのは、ええもんや!」 大人が読んだ みんなの声

ええことするのは、ええもんや! 作:くすのき しげのり
絵:福田 岩緒
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,320
発行日:2014年07月18日
ISBN:9784904188309
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,346
みんなの声 総数 17
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  • 車いすのおじさんが車いすの電池がきれて動かず困っていました
    マナブは 思わずおじさんの車を押してあげて、 汗をぶるぶるかいて
    友達のダイスケとヒデトシが手伝ってあげようとしました

    ところが、クラスの女の子にボランティアさせてといわれて・・・・ 
    マナブは、一人でやるといじはってしまいました。
     
    この時のマナブくんの気持ち    自分一人でええこと独り占めしたい気持ちが湧いてきたのですね

    人にほめてもらえるから ええことするんや 
    確かに こんなマナブくんの気持ちが湧いてくところがることがあります

    大人でも ええことして ほめられたい こんな気持ちがでることありますよ!

    でも マナブくんは 汗かきながらおじさんを 家まで連れて行ってあげたのですが・・・・
    坂道で車いすが重くて困っていたのです

    すると、友達のダイスケとヒデトシが 一緒に押してくれて 助けてくれました
    友達のありがたさ!  優しいな〜 みんな 

    おじさんは大喜び おばさんも喜んでます

    三人は ええことしたら 気持ちがいいことを 心から感じました

    ほめられたいからするというだけではないんだと  わかったのです
    えらいな〜  
    本当の優しさ  それは   ほめられるからするのではないのですね。

    三人ともやさしいな〜

    投稿日:2015/03/15

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  • ボランティア考

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子18歳

    『ともだちやもんな、ぼくら』の続編でしょうか。
    同じダイスケ、ヒデトシ、マナブの小学生3人組が登場します。
    前回はダイスケが主人公でしたが、今回はマナブです。
    盛夏の学校帰り、マナブは車椅子のおっちゃんが困っている光景に出合います。
    電動なのに、電池切れ。
    家に連絡しようにも、携帯電話も忘れてきた、と万事休すだったのですね。
    マナブはとりあえず公衆電話のある近くのコンビニまで、重い車椅子を押していくことにするのです。
    もちろん、最初は自然な気持ちからだったのですが、
    友だちに会って褒められたりしたことで、「ええことしてる自分」を意識しだすわけです。
    子どもらしい発想ですが、まさしくありがちな光景ですね。
    かくして、「ええことしてる自分」に夢中で、無理している自分にも気づくのですね。
    いいタイミングでフォローしてくれる友だちの存在がうれしいです。
    表題も言い得て妙。
    画面いっぱいにも描かれた小学生らしい行動に、拍手!

    投稿日:2014/11/17

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    1
  • みんないい気分

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    親切にした人もされた人もいい気分になるってすごくいいことですよね!
    中には親切にされても親切を余計なお世話ととらえる人もいるのですが…。
    親切にしているところを人に見られたい、ほめられたいという動機だとしてもなにもしない人よりはるかにいいと思います。
    いいことをしようと考えて動ける人間にみんながなれるといいですね。

    投稿日:2014/09/08

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    1
  • ボランティア

    全頁試し読みで読みました。車椅子が止まってしまって困っているおじちゃんに、声をかけたマナブが、女子に褒められてから心の中の変化がとても正直に素直に描かれているのがよかったです。ボランティアは、人に褒められたからするものでなく、表彰される為にするものでないことがマナブの心の中の葛藤が描かれていてやかったです。おじちゃんの、「うん、ええことしてもらうのも、ええもんや〜」に、ちょっと孫と重なったのか涙がでました。好意に甘えることも大事なことだと思いました。

    投稿日:2014/08/14

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  • ええことしたね!

    関西弁で進められるストーリーが飾り気がなく、小学生らしさをより演出していると思います。
    車いすのおじさんが困っているところに偶然でくわしたマナブが感じる様々な気持ち。
    読みながら、私もいい事をしてボランティアをしている時って・・自分の中で優越感や、注目してほしいなど、マナブ君と同じ気持ちで葛藤しているのだろうなと共感を覚えました。

    坂道は大変だし、実際に車いすは重いし、みんなに手伝ってもらえばもっと楽なのに、どこかで自分だけの手柄にして褒めてもらいたい、もしかしたら学校の朝礼で校長先生に褒められるかも?という気持ちも子どもらしいというか、誰でも口にはしないけど心の奥底の本心かもしれないと感じます。

    ハァハァ荒い息をつきながら、顔の下から車いすを押している絵があるのですが、そのシーンのマナブの本心が心に残りました。

    でも真夏の暑い道路を一生懸命大きな汗をかきながら押す3人は、やっぱり立派です。
    おじさん、本当に嬉しかっただろうな。
    そしておばさんも、こんな優しい3人が家まで送ってくれてさぞ嬉しかっただろうなー。

    ボランティアは褒められるためにするのではないけど・・・
    でも、ええことするのはええもん!なんでしょうね。

    投稿日:2017/09/26

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  • ボランティアって誉められたいからするん?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    高学年くらいになったら校外学習などで、体の不自由な方の介護を経験する授業があるところもありますよね。
    確かうちの子たちの行っていた学校では目の見えない方の介護と、「目が見えない」って、どんな感じなのかを体験する授業があったともいます。

    この作品では体の不自由な方の介護の大変さと、
    そもそも〈ボランティア〉って、どういうことなのか子どもたちにもわかる形で表現してくれています。
    最初はただ気になって声をかけただけ、それがちょっとだけならと車いすを押すお手伝いをして、誉められたからいい気分で少しばかり天狗になって……。
    最終的には『ほめられたいから、人に見てほしいから』している行為ではない『困ってたから手伝った』それでいい。と思えるようになります。
    このお話はフィクションですが、
    こういう体験が出来た子どもたちは、きっとその経験がすごくいい心の肥やしになると思いました。

    このお話はとても暑い日らしいので、暑い夏の頃高学年の子どもたちに読んでみたいです。

    投稿日:2016/01/20

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  • マナブくんが、出会った困っている人。
    「話を聞いて、ほな さいなら というわけにも いかんし〜」って、思えたことが尊いのだと思います。

    途中で、出会った女子の「ボランティア」の言葉にぐらついていく真っ直ぐな親切心。

    私は、信者ではありませんが、あなたの右の手がしていることを左の手に知らせてはなりません(マタイによる福音書第6章3節)″をふと思い出しました。
    左手と右手の関係と同じくらい親しい人に対してさえ、人からの称賛や賛辞などの栄光を期待する動機で、自分の善行の行為について知らせてはならない。
    「人に見てもらおうとしている」ことは、本当に見つめなければいけないことを、見ていない状態にあることの表れであるから。
    また、他の人からの誉れはいらないけれども、自己完結して、自分で満足してればいいやという、自分が自分で施しをしたことに納得するということも、注意しなさい。
    せっかく善行をしても、神様に喜んではもらえないという悪い報いも受けていますよ。
    何を本当に見なければいけないのかは、それは父なる神様です。
    あ〜、ここまで書いちゃうと信者さんかな?

    信仰は別としても、終盤のマナブくんのひたむきな思いは、施し″なんてことを意識しない、がむしゃらで真っ直ぐな気持ちで、素敵なことだと思います。
    頭で考える間もなく、おもわず行動していることが、心の清らかさなのではないでしょうか。

    投稿日:2015/08/15

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  • 本当にありそうなお話です

    こういうこと、なんだかほんとにありそうだなと思いながら読みました。

    困っている人を助けたものの、
    周りに、えらい!と褒められて、
    なんだか得意になってしまった男の子。

    このままなんだか悪い展開になってしまうのかなと心配しましたが…。
    とても爽やかで、そして考えさせられるお話でした。

    投稿日:2015/03/19

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  • 開いてすぐに誤植を発見。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    「ええことしてることろ」じゃなくて「ところ」ですよね。男の子の心情がカッコ書きで書かれているのがいいですね。人間の様々な思惑が描かれた面白い作品です。笑 そう!誰も見てなくてもいいんです!清々しい絵本だなぁ〜!

    投稿日:2015/03/13

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