続編で出た絵本ですが
前作「おばけのケーキ屋さん」自体は、
きっちり終っている物語です。
どうなるのかというと
お話の途中を埋める時間のことを描いてあります。
淡泊な女の子とおばけが仲良くなる過程の部分です。
前作があるせいかもしれませんが、
ちょっと説明的で文章が長い・・・
ですが、「おばけのケーキ屋さん」で心を掴まれた方は
きっと、とても好きになる絵本です。
最後の鍵となるシーンが同じく丘の上で、
それがとてもとても印象的。
背景が宇宙的になったりするんですが
深い想いや女の子の涙と不思議と合うんですね。
永遠を感じる演出に
読後は心が澄むような感じがします。
とびきり可愛くて優しいイラストとストーリーです。
ぶきっちょながら歩み寄る二人に癒されます。
そして・・・また前作をみたくなる。
ぜひ順序通りに読んでください☆