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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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そらいろ男爵」 大人が読んだ みんなの声

そらいろ男爵 文:ジル・ボム
絵:ティエリー・デデュー
訳:中島 さおり
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,650
発行日:2015年08月10日
ISBN:9784074115075
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 17
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  • 現実にあればいいのに

    ウクライナとロシアが戦争を続けるニュースが連日報道されていますが、この絵本のように平和に終結させることはできないものかと思わずにはいられませんでした。
    そらいろ男爵が落とした本や手紙によって、戦争は終わっていきます。
    現実の戦争に巻き込まれている人のことを考えると、本当に胸が痛みます。
    この絵本のような出来事が、現実に起きれば良いのにと、心から願ってしまいました。

    投稿日:2023/06/13

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    2
  • 戦争に何の意味があるのか!

    もし戦争が起これば多くの命が失われるのはもちろん、自分の好きなことをすることだって許されなくなる。
    戦争の愚かさと悲しさ。
    そらいろ男爵が戦争を終わらせる様はユーモアさえ感じますが、戦争より大切なことや楽しいことはたくさんある。
    それらを犠牲にしてまで戦争をすることに何の意味があるのか、そんなことまで考えさせられました。
    現代っ子には実はすごく共感できるストーリーかも知れない!
    そんなふうにも思いました。

    投稿日:2021/08/02

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    2
  • 第1次世界大戦から100年

    柳田邦男さんが推薦されていたのでセレクト。
    戦争と平和というテーマで、フランスのエスプリがきいている、との評です。
    少し古風な絵ですが、2014年の作品。
    第1次世界大戦から100年ということで、100年前のエピソードとして描かれているのですね。
    そのころの戦争はまだ人が手で動かしていました、という文章が意味深です。
    ということは、今は…。
    空色の飛行機に乗ったそらいろ男爵が主人公です。
    悠々自適で飛行機を楽しんでいたと思われる男爵も戦争に駆り出されることに。
    そこで、砲弾になるものを、と探して思いついたのが、分厚い本!?
    そのうちに、ロシアの小説『戦争と平和』を落とすと、敵の兵士が読みふけってしまい、
    驚くべき光景が。
    本の威力、でしょうか。
    後半はさらにエスカレート、すごい結末が寓話的です。
    こんな解決策、実現してほしい、と思ってしまいました。
    小学校高学年くらいから、戦争の愚かさを感じてほしいです。

    投稿日:2020/08/30

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  • 男爵が砲弾の代わりに落としたもの

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子23歳、女の子18歳

    2014年に「サン=デクジュベリ賞」を受賞した作品です。
    主人公の“そらいろ男爵”はいい年したおじさんですが、本の好きな子どもたちになら、すぐに好きになってもらえそうです。
    分厚い本の数々、
    家族や恋人からの手紙…。
    “空色男爵“は砲弾の代わりにそれらを敵国にも味方の陣地にも落としました。
    このお話しではそのことがきっかけで戦争は終わりました。

    現実の世界でも、物語や音楽など文化的交流の中で、お互いの国のことを知り、手を取り合える世界が生まれるといいなぁと、思います。

    投稿日:2018/08/20

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    1
  • 読後感スッキリの作品でした。
    ペンの力が武力を見事にひれ伏せさせました。

    空と見分けがつかないように空色に塗った自家製飛行機で、だれにも邪魔されずに鳥を眺める、そらいろ男爵。
    彼にとってこの上ない幸せな時間だったことでしょう。

    ところが、戦争が始まり、男爵も戦争に行かなければならなくなりました。
    飛行機から落とす砲弾として選んだのは、辞書でした。
    重くて当たったら、ガツーンといたいもの、ということで選んだのでした。
    この砲弾選びと、男爵の考える相手へのダメージ考に、男爵の人柄が窺えます。

    でも、戦争は続き、男爵の砲弾も最後の一冊「戦争と平和」(ロシアの小説)となり、それを相手めがけ落とし、それを拾った敵の隊長が、閉じこもり読み始め、戦いの命令はストップしたのです。

    これで気をよくした男爵は、分厚い本は使いきりましたが、面白い本ならまだあるので、どんどん砲弾として落としました。
    戦争は、長引き、男爵の書斎に残っているお気にの本を狙いを定めて、投下し続けます。
    その結果、敵の兵士は、本の面白さのため、・・・・・・。

    激しいぶつかり合いがある度に、そらいろ男爵がやって来て、たちまち戦いを止めてしまい、男爵は落とし方に工夫を始めます。
    本好きの方なら、ここでニヤリとされるはずです。

    この作戦から、さらなる名案を思い付き戦争を止めさせるためとった最後の作戦は、・・・・・・。

    最後に、男爵に勲章を授けているのが、敵味方両将軍らしいことからも、空色男爵の敵は、「戦争」そのものだったということがとてもよく伝わってくるお話でした。

    高学年から理解できる作品かと思います。

    投稿日:2015/10/30

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    1
  • これは何よりも心地よいお話です

    そらいろ男爵を読ませて頂いて、感動しました。これは何よりも心地よいお話です。私は本が大好きですが、戦争でこんな形で本が使われるということを考えたことはありませんでした。私はあらためて、戦争について考えると同時に、ストーリーの世界に魅了されました。素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2022/07/30

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    0
  • 本の力

    戦争を終結させるのは、武力でなく知性だ。
    そんなメッセージを感じさせる本です。

    男爵が投下する本により
    人々は導かれていきます。

    戦争中に図書館や本を守るといった実話物がありますが
    この本の中の本の使い方で
    本には力があるのだと改めて感じました。

    投稿日:2019/07/08

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