「たからもの みつけた！」 大人が読んだ みんなの声

優しくて子供たちに読んであげたい１冊だと思いました。こんなに多くのみんなが一生懸命探し物をしてくれて、本当にうれしいことですよね。いろいろ心配になってしまう気持ちも分かりますが、本当にいい宝物が見つかってよかった。本当に優しい気持ちになり、心が温かくなる１冊でした。多くの子供たちに読んでもらいたい１冊です。

誕生日を迎えるお父さんのために木の実をたくさん集めたリスくん。
集めた木の実は穴に入れて、そしてその上に葉っぱをかぶせて隠しました。
けれども夜の嵐で木の実を隠した場所が葉っぱだらけになってしまい、在処が分からなくなってしまいました。
そこへ友だちがやってきて……、探してくれることになったのですが……。

リスくんが友だちを疑う気持ち、よく分かります。
けれどもそれが本当にならずにすんで、みんなの誠実さに涙したのも、よく分かります。

友だちは木の実を「たからもの」と言ったけれど、リスくんは、もっと大切な「たからもの」を見つけたようです。

これは絵がとてもきめ細かくやさしく感じました。

暖かい色合いだからよけいにそう感じるのかな？

たからものは人によって違いますよね。

みんなとってもやさしいね。

みんなのおかげで大切な宝物を見つけられましたね。
ほんとうによかったと思います。

おとうさんの誕生日にたくさんの木の実を集めているリスくん。
一生懸命でとても可愛いリスくんです。驚かせて喜んでもらいたいからと目印を残して隠したものの風のせいで見つからない。

途方に暮れているところに助けてあげるという森の仲間たち。
私もリスくんと同じで、見つけてしまって、一緒にたべてしまうのではないかと初め思ってしまいました・・。

でも、みんなとっても純粋。そして最高の友達です。
宝物が見つかったことを心から喜んでくれるシーンにはこちらもリスくんと一緒に涙がほろりと流れそうなほどの感動です。

嬉しいですね。仲間がこうして助けてくれると。みんなのお陰で、沢山の木の実をプレゼントしてあげることが出来て、読んだ後は、こちらも何か宝物をもらった、そんな気がします。

とても素敵な物語です。
友達が、たからものを探してくれようとしているときに、「探し物を、分けることになってしまうのでは…」と心配になってしまう描写は、なかなかリアルでした。
けれどもそんな心配は全くありませんでした。
本当の友達って、損得なしで自分のために行動してくれるのですね。
友達を大切にしたくなる絵本です。

全ページお試し読みで読みました。
りすくんが明日のお父さんの誕生日にと集めた木の実、
つややかでいっぱいあって、
りすくんが朝からどんなにがんばったかがわかります。
埋めている時のかわいいおしりのかっこう、
風が吹いている時の不安な顔、
困ってしまった泣きそうな顔、
どれも愛らしくて、、、。
森のおともだちのあたたかな笑顔で、
りすくんはほっとすると同時に、ちょっと恥ずかしい気持ちになったのかな
ともだちってうれしいです。

りす君の心情がよく描かれていて，こういう気持ちあるあると思いながら読みました。
相手の行為や行動を素直に喜べず裏を考えてしまったり心配してしまったり。
優しい友達の行動の真意に気づき心を打たれたり。
生きているって色々な想いになりますね。
リス君のお父さん，友達にいっぱい囲まれたりす君を見て，何より嬉しかったのでは！とも思いました。
素敵なお話でした。

写実的すぎない絵で分かりやすいです。
それでいてかわいい！

お父さんのために頑張って集めた木の実の場所が分からず焦っているリスくん。
その表情にときめいてしまいました。

大勢に誕生日を祝ってもらえるのって、本当にうれしいことですよね。

全頁試し読みで読みました。おとうさんのお誕生日だから、おとうさんの為に木の実を集めて穴に大切にしまっておいたのが、嵐で落ち葉がいっぱいになって場所がわからなくなってしまいます。そこへお友達がいっぱい集まって親切に一緒に探してくれるのですが、お友達も大好きな木の実だからいろんな想像をしたりして心の葛藤が凄く正直に描かれていると思いました。最後にりすくんのとった行動に心が温かくなりました。秋色の景色が凄く綺麗で素敵でした。