これはとっても素敵な作品を見つけてしまいました!
子どもたちに自信を持ってお薦めできる自然科学の絵本となると、やはり今までは福音館の『かがくのとも』シリーズが多かったのですが、
このゆきのようこさん(文)の「気になる日本の木」シリーズはどの作品もとても良質で、子どもたちに紹介したくなる内容でした。
絵は川上和生さんで、どんぐりの木や葉を含め、登場する森の動物や虫たちの姿もとても生き生きとしていてよかったです。
副題に「山のごちそう」とあるように、
どんぐりの実のみならず、木や葉は
そこに集まる虫や動物たちの格好のお食事どころとなっていることがとてもよくわかりました。
1つ1つの情景や、どんなところがどういうふうに食べられて理うのかもわかり、興味を持ちました。
ここに紹介されているどんぐりの実で作られている韓国のお豆腐もどき、食べてみたいですね〜。
小学校の4年生くらいから、興味を持って聞けるんじゃないかと思います。秋、どんぐりが実をつける頃、子どもたちに読んでみたいです。