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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ウォールズ」 大人が読んだ みんなの声

ウォールズ 著:ありま 三なこ
出版社:扶桑社
税込価格:\1,430
発行日:2016年
ISBN:9784594074814
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,290
みんなの声 総数 48
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大人が読んだ みんなの声から

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36件見つかりました

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  • それぞれの想いが

    娘を寝かしつけたあと、ゆっくり一人で読ませて頂きました
    なんだか心を落ち着かせながら読める絵本で、
    でもなんだか深く心にうったえかけてくる絵本と感じました

    壁についての捉え方も多種多様で、それも面白く、
    その上で
    形あるものいつかはなくなることもあるけど
    やはり
    姿形がなくなっても、みんなの想いや、想い出や、記憶として深く刻まれ
    大切に大切に繋がって行く
    なくなったからってすべてが終わりじゃないんだということが
    なんだか温かく感じました

    私も、自分にとっての壁にちゃんと感謝して
    乗り越えて、より一回り大きくなりたいなぁ
    ふと普段気づかない、大切なことを考えるきっかけをくれる素敵な絵本です☆

    投稿日:2016/07/06

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  • 心に残る

    • ポン太さん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    全ページためしよみで読みました。

    読み終えて、何とも言えない、国語が苦手な私には上手く表現出来ないのですが、心に残る作品でした。
    私にとっての壁とは目標だったなと思いながら。高い壁をのぼるために頑張ってたことを思い出しました。

    投稿日:2016/07/06

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  • 壁1つにも様々なドラマが

    1つの壁に それぞれの思い出がたくさんあり
    守ってくれたり、そばにいてくれたり、追い越す目標となってくれたり。
    その場所、その物1つにも色々な思い出がそれぞれありますよね、自分の大事な物とか場所はどこかなと、思い浮かべてしまうストーリーでした。
    この壁がとりこわされることでも また新たな出会いやできごとがうまれてくるのでしょうね。
    味のある絵で 独特の世界観にひきこまれる1冊です。

    投稿日:2016/07/06

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  • 視点が面白い!

    『壁』について、かなり熱く語っています。
    『ウォールズ』まさに『壁』ってことですね。
    題名から、どんなお話が展開されるのか、とても興味が持てました。
    壊される壁について、その前で、いろんな形でかかわった者たちが、思い出話をしています。どのお話も、聞いた後には、心が温かくなります。絵も素朴、色遣いも独創的です。作者さんの気持ちにそっと寄り添えた気がしました。

    投稿日:2016/07/07

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  • たくさんのありがとう

    壁がなくなるということで、壁に思い入れのある方々がやってきて、感謝の言葉を伝えていく、という内容。
    たくさんのありがとうの中、お別れがやってきます。

    淡々とした雰囲気、漠然とした内容。不思議なお話でした。

    投稿日:2016/07/06

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  • 壁・・・?

    壁に感謝してみよう。

    背もたれになってくれてありがとう。
    人目を避けてくれてありがとう。
    風をよけてくれてありがとう。

    もし壁がなかったら・・?

    でもこの作品はもっと奥深いんだよなぁ。

    壁=何かな?
    いろいろ考えて語り合うのが楽しそう。

    投稿日:2016/07/03

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  • あなたの「壁」は誰ですか?

    「壁」とは私にとって、いったい何だったのだろう。

    生まれた時から、当たり前のようにそこにあって
    風や雨や、恐いものから守ってくれた。
    幼い頃はボールをぶつけたり、よじ登って遊んだけれど
    物心がついたら少しジャマになった。
    他の壁がうらやましくなって
    見向きもせずに散々ほったらかしにして
    しまいには汚い言葉を吐き散らした。
    あんなに支えてくれたのに
    いつも見守ってくれていたのに
    お礼を言おうと思ったら姿がなくなっていた。
    失って初めて気がつく、ありがたさ、淋しさ、後悔、愛。

    私にとってその「壁」は、
    4ヶ月前に他界した父だった。

    「そっとささえてくれた
    なにもいわずに ずっと そばに いてくれた」

    壁の前で会話が始まる時、
    読者はきっと誰かの顔を思い浮かべる。

    「もくひょうだったんだ」
    「いのちのおんじん」
    「あなを つくってしまったんだ」

    登場するキャラクターが思い出を語るたび、
    読者の心にも喜怒哀楽が蘇る。

    「みんなと あわせてくれて ありがとう」

    私は、同じ言葉を亡き父に伝えていた。
    父のために集まってくれた人々、
    父が亡くなってから出会った人々、
    父がいたから出会えた人がいる。

    「さいごに おわかれと 
    ありがとうの ハグをしよう」

    それぞれの思いで「壁」とお別れをする。
    それは、人なのか、物なのか、思い出なのか。
    「壁」との別れは、過去の自分との別れだ。

    「かべが とりになって 
    おおぞらへ はばたいていきました」

    「さようなら」

    お別れのはずなのに、清々しい。
    前向きな気持ちが感じられる。
    私もまた、少しずつ歩んでいく勇気をもらえた。

    ただひとつ、
    結末の見開きの「記念撮影」は興ざめだった。

    「壁」とお別れをして、各々の道を歩んでいく、
    そこにはもう心の絆があるはずなのに、
    なぜ写真を撮るのだろう。

    「壁」という形のあるモノが、
    鳥となって羽ばたいて消えていったのに、
    なぜ写真というモノを残すのだろう。

    消えた「壁」の向こう側には、
    一面の草原が描かれていたけれど、
    この風景は読者の想像力に任せて欲しかった。
    壁の向こう側には、皆それぞれの思いがあるはずだから。

    全体として、絵のアンニュイな雰囲気は、
    静かに流れる物語と合っている。
    ただし、理由のない形や表情のキャラクターが、
    詩的なストーリーの妨げになっている。
    抽象的なレベルまで昇華させた挿絵の方が、
    より深みのある作品になるかもしれない。

    「壁」のように姿が消えても、
    心に残る一冊。

    投稿日:2016/07/03

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  • 子供向けではないと思うけれども

    壁が擬人化していないので、
    子どもは感情移入しにくいかもしれません。

    けれども、アート作品のような、すてきな絵がたくさんなので
    おしゃれな大人へのプレゼントには良いかもしれません。

    「壁」がメインなのも、珍しいなと思いました。

    投稿日:2016/07/01

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  • それぞれにとっての壁

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子20歳、女の子18歳

    一枚の壁が壊されることになって、様々な生き物たちがその周りに集まってきます。
    彼らにとって壁は、疲れた体を受け止める背もたれになったり、越えるべき目標になったり、周りの攻撃から身を守る盾になったり…、時には出会いを演出してくれるような粋なはからいもしてくれる、かけがえのない存在だったのです。
    形あるものがいつか壊れてしまうように、大切な人ともいつか離れ離れになってしまうかもしれない。
    だからこそ、感謝の気持ちは、相手に届くようにしっかりと伝えていかなければいけない、そんなことをこの絵本を読んで感じました。
    役割を終えて、壁が安心したように空へ飛びたっていった後で、みんなで記念写真をとる場面がとても印象的でした。
    みんなそれぞれが、自分にとっての新たな壁を探しながら、これからも歩んでいくんですね。
    とても静かですが、とても勇気がもらえる絵本。大人だけではなく、小、中、高校生にもおすすめしたいです。

    投稿日:2016/07/03

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  • 深いけれども・・・

    とても深いお話でした。
    「かべ」って何のことだろう?とずっと疑問に思いながら読み進めましたが、最後まで答えはわからず。
    答えがわからないからこそ、読んだ人それぞれが「かべ」が何であるのか、何かにたとえて自分なりのストーリーを作っていくということなのでしょうが、少々、あざとく感じてしまう面もありました。
    子どもにはまだ読ませていません。
    このあたりの解釈は人それぞれだと思いますが、少々、道徳のおしつけのようなものを感じてしまいました。

    投稿日:2016/07/03

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