この本を読むと、昔から「オオカミ」が登場する物語って、(昔話迎え)多かったんだな〜と、改めて思います。
おしゃまで、機転のきく主人公ポリーと、どこか抜けてるオオカミとのやり取りが、このお話の一番の面白さです。
この本を読んだ後、作品に書かれていたいろいろなオオカミの出てくる物語をもう一度読み直すって、いうのも楽しそうです。
出版社的なお薦めの年齢は、小学校2年生から4年生だそうです。
マージョリ=アン・ワッツの挿絵もイメージにあっていて可愛かったですし、
「赤毛のアン」シリーズや、メアリー・リンレイの「満月をまって」、
K.M.ペイトンの「フランバーズ屋敷の人びと」シリーズ(これは読みたいと思っていますが、まだ読んだことがありません。本好きの友人が、「ぜひ、一度読んで!」といってくれているある家族の物語です)などの翻訳を手掛けていらっしゃる方で、
本当に素敵な翻訳をなさる掛川恭子さんの文章が、読みやすくて、楽しかったです。