「クマくんのバタつきパンのジャムつきパン」 大人が読んだ みんなの声

少し小さめサイズのかわいらしい絵本です。
くまくんおすすめの「バタつきパンのジャムつきパン」を食べるため、うさぎくんやネコちゃん、リスくんみんなで、いちごジャムを作ります。
バターではなく、「バタ」と呼ぶのがかわいいなと思いました。
ジャムの作り方も載っています。
バタといちごジャムをたっぷりつけたパンを食べたくなりました。

以前、このクマくんのお話を読んだことがあったのでこちらを手に取りました。
今回はパンを作るのかな？と思いつつ読みました。
みんなで作るのは…ジャム！
てづくりジャムもいいですねー。
ジャムは簡単に作れるので今度作ってみようかな。
みんなで作って食べるジャムつきパンはおいしいでしょうね。

『クマくんのおめでとうクッキー』が素敵だったので、こちらも読んでみました。
偶然見かけた読み聞かせ仲間が、ずっと探していた絵本だ！と喜んでくれました。
小さかったお子さん方と盛り上がった絵本でしたが、
ジャムつきパンという題名しか覚えてなくて、検索できなかった模様。
やはり、おいしそうなジャムの印象が強かったのでしょうね。
クマくんがパンを買いにお買い物。
途中、いつものお友だちと合流しますが、そのやり取りの中で、
クマくんは、厚切りパンにバターと手作りジャムをのせて食べる予定ということが判明します。
そう、庭の畑の摘みたていちごのジャムの手作りの場面も、
きちんとレシピつきで紹介されていますよ。
いちごの季節にぴったりです。
丁寧に作られたバタつきパンのジャムつきパンが、
それはそれはおいしそうです。
ちょっとした言葉遊びも楽しいです。

主人公の可愛らしい笑顔の表紙に見とれてこの絵本を選びました。主人公が食べる事に貪欲で努力を惜しまない所がとても素敵でした。そして感心したのは友達にすんなりと御裾分けが出来るところでした。時間をかけて苦労して作ったのにもかかわらず主人公の心意気は素晴らしいなと思いました。皆と美味しい物を”美味しいね”と言いながら楽しく過ごしている主人公は人生のかけがいのない物を教えてくれた気がしました。作り方も掲載されているので主人公と同じレシピで娘と一緒に作ってみたくなりました。