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おぞましいりゅう」 大人が読んだ みんなの声

おぞましいりゅう 作:デイヴィッド・ウィーズナー キム・カーン
絵:デイヴィッド・ウィーズナー
訳:江國 香織
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2006年10月
ISBN:9784776402039
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,475
みんなの声 総数 16
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  • 兄妹の愛

    とても感動する兄のリチャード王子と妹のマーガレット姫の美しき愛情物語でした。継母である魔女に、マーガレット姫は、おぞましい竜に姿を変えられてしまいます。この醜い化け物に、兄のリチャード王子が、キスを三回与えない限りは、永遠に竜のままです。兄のリチャードは、竜に三回キスをしたので呪いは解けて、継母である魔女は、ヒキガエルになってしまったのがよかったです。

    投稿日:2018/09/20

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  • ディヴィット・ウィーズナーの作品が気になって
    ちょうど「3びきのぶたたち」と一緒に
    借りられたのです!!

    で、表紙に出てくる竜と王子の姿が
    「3びきのぶたたち」に出てくるのと似ているではありませんか!?
    ということは、このお話!?

    いえいえ・・・
    違いました
    イギリスの昔話の再話とのこと
    素敵な絵です
    真面目に(笑 描かれています

    内容は、西欧の昔話の典型です

    兄と妹というのは
    ちょっと違いますか

    魔法使いの所には
    猫が居るんですね(笑

    ワークってなんでしょう?
    竜の描き方が、迫力あります
    衣装、調度品・・・細かい所まで
    本当にセンスがステキです

    投稿日:2017/04/17

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  • りゅうになった妹の姫を勇敢な王子が救う!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    よく利用する図書館で、「辰年コーナー」に置いてあるのを見て、表紙に惹かれて借りてきました。
    絵本を開いてみてびっくりしたことは、この作品があの『火曜日の夜』のウィーズナーの作品だということ!!
    しかも、ご夫婦の共作!?
    原作はイギリスの伝承詩の物語だそうです。
    こんな面白い作品を見つけて絵本にしてくれてありがとう〜っ!!って、いいたいです。

    おとぎ話には定番の心優しいお姫さまと王子さま、それに意地の悪い継母のお妃さまが登場します。
    『七わのからす』や『白鳥の王子(タイトルが違う場合もあります)』などは、心優しい妹が兄の魔法を解くために奮闘する昔話ですが、この物語は同じ兄妹ものでも逆バージョンで、
    悪い魔法にかけられ、りゅうになってしまった妹を兄の王子が救います。
    継母のお妃のせいで二人は戦わなくてはいけない事態になりますが、その時のりゅうにされた妹のセリフと、王子の行動が素敵でした!!
    ウィーズナーの描いてくれたりゅうも、たぶん近くで見たら怖いのかもしれませんが、ものすごく表情があって、ウロコの感じとか、前足のツメとか、そのほか全体の体つきとか見応えがありました。

    そしてラストシーン!
    よく見ると、王子は自分のつけていたマントを元の姿に戻った妹の姫にさりげなく貸しています!!(すごい紳士です!)
    ロマンチックなお話が好きな人にも、
    カッコいい冒険ものが好きな人にもお薦めの作品です。
    ウィーズナーの絵ははっきりしていて、遠目もよくきくので、
    高学年以上のお子さんになら読みかせにもお薦めします!

    投稿日:2012/01/28

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  • おとぎばなし。

    竜になったお姫様は迫力満点!でも寝姿がどこが愛らしいのです。
    まだ魔法が生きていた時代を感じさせてくれる絵が素敵です。
    お妃さまの嫉妬心を理解できる年になってしまったなぁ
    とふと思いました。

    投稿日:2009/09/04

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  • 導入は白雪姫に似ていますが…

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    「かようびのよる」ですっかりウィーズナー・ファンになってしまい、
    次の作品として選んだのですが、全く印象の違う物語でした。

    魔法使いの継母によって、寝ている間にりゅうに変えられてしまった
    お姫様マーガレット。
    助けられるのは旅をして国を留守にしているお兄さんリチャード王子
    だけ。
    一年以内にリチャードがりゅうにキスを三回しなければ、マーガレットは一生りゅうのままでいなければなりません。

    18世紀のイギリスの民話をアレンジして作られたそうで、中世ヨーロッパの香りを堪能できます。

    題名に「おぞましい」とついていますが、りゅうは何となく愛くるしい
    表情をしています。
    が、お兄さんに助け出された後のりゅうの死体はリアルで(本物は見た
    事ありませんが)背筋がぞっとしてしまいました。
    最後のお妃の本性には、思わずふきだしてしまいました。
    その他、どのページも丁寧に描かれており、隅々まで眺めてみると
    とてもおもしろいです。
    私は特に、偉大な魔法使いのお部屋が興味深くてお勧めです。

    投稿日:2009/07/28

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  • 竜の迫力

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    美しい姫が魔女によっておぞましい竜にかえられてしまうという、イギリスの民話です。

    継母となる魔女、姿を変えられてしまった姫、それを助ける兄。
    おとぎ話によくありそうな内容ですが、それでもこの竜の迫力は必見です。
    一夜にして変化した姫の姿に、私もビックリしてしまいました。
    姫に戻ることにできる期限が迫ってドキドキしたり、重なる魔女の攻撃にイライラしたり(笑)、気付くと夢中になって読んでいました。

    姫はおぞましい竜になってもその瞳には優しさが感じられました。
    それに対して魔女はというと・・・やっぱりですね。

    投稿日:2009/03/19

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