去年妹が生まれて、
まだたった2歳の上の娘に、
知らず知らずのうちに“お姉ちゃん”であることを要求していないか、
抱っこして欲しがっているのを我慢させてばかりいないか、
それはそれは酷かった赤ちゃん返りを
心のどこかで責めていなかったか、
何だかしんみりしてしまいました・・・。
まだ赤ちゃんでいたかったんじゃないかな、
妹なんてまだ欲しくなかったんじゃないかな。
でも、妹をとっても可愛がってくれて、
お姉ちゃんぶりたい時もあって、
時には妹を疎ましく思ったりしながらも、
すごくすごーく頑張っていてくれる。
下の子が生まれる前の写真を見ると、
ビックリしてしまうくらい本当に本当に幼い顔をしていて、
ほんの数ヶ月で成長して自信を持ったような今の娘の顔が、
私もとっても誇らしい。
そんな気持ちになって、
2人をギューっと抱きしめてあげたくなりました。
笑えてしまう面白い絵本なのだけれど、
私にとっては何だか深い絵本です。