新刊で出た年に、書店で立ち読み。
「ん〜、もう少し早く出ていれば息子も楽しめたかも知れない」と思った作品です。
先日図書館で再会し、巻末のペーパークラフトの付録がやっぱり魅力的。
作ってみたくなっちゃいますよねぇ〜。
さて、お話は空き缶に住むねずみのヒックリー&カエルー。
彼らの生活の楽しい様子が、なんとも微笑ましい。
この家の素敵なところは、自分たちでおうちを動かす事ができること。
4つに間仕切りされた各部屋を使う時に転がして、お食事したり入浴したり。
ところが、ある日この家がねこに転がされ、その後おうちの大掃除のためにおうちをコロコロ転がしていたら・・・。
おうちが縦になってしまってからの、二人の生活の不便さが愉快です。
でも、奇跡が起きて彼らはまた快適な生活に、・・・。
小さな空き缶の中の様子が見開きいっぱいに描かれていて、ちいちゃな読者さんたちは、二人の生活を覗けた気分になるのが楽しいんでしょうねぇ。