やまたのおろち」 大人が読んだ みんなの声

やまたのおろち 作:舟崎 克彦
絵:赤羽 末吉
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1995年
ISBN:9784251008237
評価スコア 4.85
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  • 古事記〜怪物を倒して姫を救う〜

    古事記。
    乱暴が過ぎて、高天の原を追い出された須佐之男の命が、やまたのおろちを倒して、あめのむらくものつるぎを手に入れ、櫛稲田姫と結ばれるまでが描かれます。

    おなじみの物語なのですが、絵が、すごいです。
    追放のシーン、川から流れる箸、酒を醸すところ…神話が描かれた頃の世界が、全てのページから活き活きと立ちあがり、嬉しくなりました。

    そして、極めつけは龍蛇の姿で描かれたやまたのおろち。
    やまたのおろち=龍蛇。しっくりきました。

    手元に置いておきたい、一冊です。

    投稿日:2022/11/09

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  • おろちの造形

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    日本の神話第三巻。
    『あまのいわと』での騒動をみかねて、スサノオは地上へ降り立つのです。
    辿り着いたのは出雲の国。
    そこで、老夫婦と娘から恐ろしい「おろち」の話を聞き、
    おろち退治をするのです。
    この「おろち」の造形には、絵を描いた赤羽末吉さんも文献を調べ、
    苦労されたようです。
    それだけに、迫力のある生々しい「おろち」像となっています。
    文章が無く、見開きいっぱいに描かれたページもあり、
    そこはやはり絵本の絵の醍醐味です。
    たっぷり絵を読んでほしいです。
    おろち退治後に語られる川の色、剣の出現など、
    鉄器の歴史と相まって、興味深いですね。
    そのあたりは、折込の解説もぜひあわせて熟読してほしいです。
    赤羽末吉さんは、羽仁進さんの文でも『やまたのおろち』を描いていますが、
    エピソードの着目どころが違うので、それぞれ、味わいがあります。

    投稿日:2012/02/14

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