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あな」 大人が読んだ みんなの声

あな 作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1983年03月
ISBN:9784834009217
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,833
みんなの声 総数 115
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  • あな 
    図書館で見つけて 思わず 読みふけり 家でまた読んで感動しています
    表拍子の絵と裏表紙の絵にもちゃんと意味があるのが 絵本のすばらしさだと ますます思います。
    ひろしくんは 日曜日に なにもすることがないので 穴を掘り始めました   ひろしくんのような こども なかなか 良い子ですね
    こんな子好きです

    おかあさん しゅうじくん いもうと お父さんの存在も それぞれの特徴がでていて、いいですね〜
    とくに お父さんは 男同士で我が子応援していて・・・・
    自分のこどものころを思い出したのかな
    汗かいてこどもの労働ですね
    いもむしもおもしろい   
    谷川さん 和田さんのコンビだからこそ こんな奥深い絵本ができたのだな〜と感動しています
    「これは ぼくの あなだ」   元通りに埋め戻した意味は ふかいな〜

    こどもも大人も楽しめる絵本ですね

    是非読んであげたい絵本がまた一つ増えました!

    投稿日:2015/06/05

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  • することないから、穴を掘ろう!

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    「する事がないから穴を掘る」と思いついた男の子が、ひたすらマイペースに穴を掘っていきます。
    掘った穴を なにかに利用するとかそういう明確な目的を持たずに、ただただ穴を掘り続ける。

    何のために?
    きっと、その理由は彼にしかわからないんでしょうね。
    彼にとっては 意味のある「穴掘り」なんでしょう。多分。

    最後にその穴をどうしたか・・。これがまた何とも哲学的な感じのオチです。

    自分で読んだだけで まだ子供たちには読み聞かせていないのですが、幼児はもちろん、小学校高学年・・いえ、中学生までもいけそうな気がします。
    その子の年によって 感じ方も変わりそうですね。

    投稿日:2008/06/27

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  • 不思議な絵本

    主人公のぼくが穴を掘っていくという話。
    どうなるのかなーと思ってたけど、結局穴を掘って満足したのか最後は埋めてしまう。ストーリーはシンプルなのに不思議だけど、なぜか何回も読みたくなってしまいます。不思議な絵本です。

    投稿日:2016/01/22

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  • 達成感

    子供って砂場で穴を掘ることが好きなのですが、まだ年齢が小さいせいもあってなかなか最後まで遊ばせてあげてないかなあって思いました。
    このおとうさんのように穴掘りたいだけ子供にやらせてあげたのがいいなあって思いました。見守るってやっぱりとても大切なことだと思いました。好きなだけ穴堀ができて子供も達成感をあじわえたと思いました。

    投稿日:2015/03/07

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  • 落ち着く場所

    最近はテレビゲームや携帯ゲーム漬けになっている子どもたちが多いのですが、いつも落ち着きがなかったり、すぐにキレたり。
    そんなときにクールダウンするスペースがとっても必要だったりします。「あな」は随分昔に書かれた本だとは思いますが、現代の子どもの心の落ち着き場所を提示している・・でもあるのかなぁなどと思いながら読んでみました。

    投稿日:2012/01/02

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  • 無意味なことにも答えがある

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    ひろしはただ穴を掘ります。
    一見、何の目的もない穴のようだけど
    (最初は何の目的もなかったのかもしれません)
    掘り終えたひろしは何だか
    満足と達成感に満ち溢れていました。

    ひろしは穴の中から空を見ます。
    「いつもよりあおく もっとたかくおもえた」
    変わらないものを違う角度から見ると
    自分の気持ちも違ってくること、
    ひろしは新しい感覚を見つけたんだと思います。

    シンプルな絵でシンプルな文なだけに
    いろいろと考えてしまう絵本でした。

    投稿日:2010/11/15

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  • まだまだ経験不足がゆえ

    あなを掘る。やってみると意外と容易いことではないと気づかされます。幼い頃、落としあなを夢中でこしらえたことがありました。場所によっては石が多くて手がしびれたり、柔らかすぎると掘った端から崩れて、思うように掘れなかったのを思い出します。絵本の土はあな掘りに理想的な土だなと感じたのは、僕の邪推ですけど、小学1年の息子は、せいぜい公園の砂場で、小さなスコップでトンネルを作ったくらいの経験しかないのだろうなと思うと、「これではいかんな、でもまだ遅くないぞ」と反省させられました。
    自分がすっぽり入れる大きなあなとなると、掘った経験のある人の方が少ないでしょうから、掘ってみたいなと憧れる気持ちもある一方、一人であなに入るのを想像すると、恐怖で身が縮むようでもあります。息子も「あなを掘りたい。そしたらまた埋めたい!」と言うものの、「自分は入りたくない!!」と怖がっている様子でした。
    表紙の画。あなに体を沈めて空を仰ぎ見た景色は、静寂とともに安らぎを感じて、じわりじわりと優越感に浸る時間が流れているように見て取れました。あくまで想像ですので、実際に息子とあな掘りに挑戦してみて、その通りか試してみたいものですが。
    みなさんのレビューを見ても、子供がというよりは、それなりにあな堀りを経験した大人が、あなの中から空を見上げるいう発想に、ハッとさせられた方も多いようですね。そういう意味でも、大人向けの作品なのかもしれませんね。

    投稿日:2010/07/30

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  • 自分の空間

     娘に読むつもりが、私の心がポッときました。

           穴を掘る、目的は?


           「...................?」


     目的なんていらない。ただ掘っているの。

      その穴から見上げる空.......。

      何だか素敵、そんな時間、穴を掘る行動って...

     色んな事を考えさせられる絵本でした。

     シンプルだけど何か心に響く絵本でした。

    投稿日:2009/04/17

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  • のんびりと空を見上げたくなる

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    ある日、穴をほってみる。
    青い空を見上げて、穴に入る。のぞきにきた家族と話をする。

    それだけといえばそれだけのお話ですけれど、
    することがないから穴をほるというのは、
    子供ならではの贅沢な時間の使い方であり、楽しみ方だと思います。

    短くリズムがいい谷川さんの文章に、想像力が膨らみます。
    外に出て空を見上げて、土のにおいをかいで
    のんびりしたくなるような一冊です。

    投稿日:2008/10/28

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  • 不思議な後味

    にちようびのあさ、何もすることがなくて
    ひろしはあなを掘り出した。

    あなを掘っていると、いろいろな人が
    話しかけてくる。
    でもあなを掘ったら、何をするとか
    そういのうのは一切ナシ。
    特に目的はないけど、堀った後の達成感がある。
    あなから見た景色がそのご褒美だったのかな。
    なんとも言えない印象の絵本です。

    投稿日:2008/10/06

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