「がたごと がたごと」(童心社)と同じアングルの列車の絵本です。
夜行列車(夜汽車)は、随分乗っていませんねぇ〜。
寝台車も座席車も乗りましたが、眠りが浅かった記憶が鮮明です。
特に、修学旅行でワイワイガヤガヤ夜通しトランプをしたことが懐かしいです。
扉絵の家族の服装、ひと見開き目の駅の様子から、戦後の昭和〜昭和40年代の感じがします。
スキー客も見えるので、季節は冬のようです。
深夜の冷たい空気と冬のにおいが伝わってきます。
何度も何度も、行きつ戻りつ、乗客の様子を眺めました。
このころは、旅は大掛かりなひと仕事だったんだなぁ〜って、しみじみ思いました。
とっても懐かしい思いに浸ることができました。