今回のレオニのレビュー企画に感謝します。
きっと このレビュー企画がなかったら、まだ息子には早いからと、読むのは数年先だったと思います。
絵本の中で、かたつむりの子供が「せかいいいちおおきなうちがほしい」といいますが、かたつむりのお父さんは、決して息子の考えを否定せずに、昔話を始めます。
大きな夢を持つことは、いいことだと思います
たとえ それがその子に見合わない夢だったとしても
夢に向かって努力することは素敵なことです。
ただし、メジャーリーガーになりたいと息子が言ったときに
キツイ練習をしなければいけないことや いいことばかりじゃないこと
お金を稼いで遊びほうけたいから 医者になりたいといったなら、
それでは医者は勤まらないと
子供に親が諭したり 違う視点から考えることを教えてあげなければいけないことがあると思います
後で後悔しないように
こんな筈じゃなかったと思わないように
ちゃんと考えながら一歩づつ 子供がまっすぐ歩んでいけるように
物事を 様々な角度から考えられる子供になるように
そんな風に子供を諭すことのできる かたつむりのお父さんは、
本当に素敵なお父さんだと思います
是非、子育てをしている方や教育の場にいる方に読んで欲しいと思います
レオニの絵本の中では、最も美しい作品だと思います
駆逐したかたつむりの殻や 蝶々と大きくなったかたつむりの殻のページは
芸術品のようです。
3歳のうちの息子は、この絵本を眺めるのが大好きです
ちびかたつむりが 本当にかわいく 色彩感覚豊かにしてくれる作品だと思います