たべものあいうえお、と副題があります。
表題のとおり、ひらがなにちなんだ食べ物が登場するのがミソ。
しかも、濁音、半濁音まであるのが嬉しいですね。
最近は名前が多彩ですから、これだけあれば安心です。
発想もさることながら、さいとうしのぶさんの描く食べ物が素敵。
子どもたちが大好きなメニューもたっぷり、もちろんお菓子も!
その擬人化ぶりもほほえましいです。
くわえて、親世代には懐かしいアイテムもしっかり盛り込まれています。
絶妙にそれとわかりますが、あえて明記されていないところが絶妙です。
一種のひらがな学習絵本としてもいいかもしれません。
かるたとして応用も利きそうですね。
なんと曲付きです。
いろいろ活用できそうな絵本だと思います。