正直、最初に長新太さんの作品に出会った頃は、
その画風が好きになれませんでした。
そんな時に出会ったのがこの作品。
・・・衝撃でした。
その発想の大胆さにただただ脱帽でした。
主人公はかえるの「ぼく」。
ぼくの住む池のそばにある山が、ある日噴火して、
流れ出てきたのが・・・カレー!?
それだけでも目が点になりそうですが、事もあろうに、そのカレーを食べ始めた「ぼく」。
我が子達も当時幼かったので、わあ、カレーだ!と大喜びでした。
やはり印象が強かったんでしょう、もう中学生の息子に約10年ぶりに見せたら、
うおおお、懐かしい!と早速手に取っていました。
でも、ラストは記憶と違っていたようで、???
さすが、食べ盛りの中学生は完食を目指すのかあ、と笑ってしまいました。