「ワニくんのおおきなあし」 大人が読んだ みんなの声

タイトルに惹かれて、手に取りました。
みんなより、とても大きい足を持つワニくん。
なんとか足を小さくしようとするのですが、なかなかうまくい木ません。
その様子が、微笑ましかったです。
そんな時、足が大きいことは、悪いことばかりではないと気づくワニくん。
つまづいた時やうまくいかない時に、見方を変えてみるってことが大事だなと教えてもらいました。

足の大きなワニ君は悩んでいます。
大きな足のせいで、町に出ると何回も足を踏まれてしまうし、エレベーターのドアに足の先を挟まれてしまう、この間は道にはみ出した足の上を車が通り過ぎていった！

でも、翌々考えてみると足が大きいてことは悪い事ばかりでもない。
大風の時は大きな足がしっかりささせてくれるし、水の中でも大きな足のおかげでとても速く泳げる。

ワニ君と一緒に、何事も物は考えようだなと思えました。
短所も裏を返せば長所！
いい所を見て暮らしていきたいですね。

このシリーズの絵の色合いがやわらかな感じで好きです。
ワニくんは自分のおおきな足が嫌で、なんとかちいさくならないかと
努力をします。
せんたくしても、小さくはならない。
冷やしてもしもやけになっただけ。
見ていると気の毒になります。
でも、自分では短所だと思っていることも良い面があり、
長所にもなるのですね。
ワニくんはそのことにちゃんと気づいたようで、良かったです。

ワニくんシリーズも凄く面白いことに気がついて今、ワニくんの魅力にはまっている私です。ワニくんの足が大きいことで、それが欠点だと思っているから、嫌な面ばかり見えてくるのだと思います。やっぱり、良い面を見つけて欠点も素直に受け入れるワニくんが素敵でした。ワニくんに学ぶことが多くあるなあって思いました。

第１回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作。
「わにくん」シリーズの中の一番最初の絵本です。

ワニくんは「大きな大きな足」がコンプレックスでした。
何とか小さくしょうと奮闘しますが、ある日、気付きました。
見方を変えたら、どんな短所も長所になるんだって事を・・・

とっても優しい絵が、素敵な絵本。
沢山の子供達に読んでもらいたいな〜と思いました。