「さだまさし」さんの歌のことで知りたいことがあって、検索をかけたら、なぜかこの絵本のタイトルが出てきたので、気になって図書館で借りてきました。
この答えはこの絵本の後書きを読むとわかります。
ストーリーやキャラクターに「さだまさし」さんは全くといっていいほど関係なかったのですが、
『さだおばさん』はとってもよかったです。
表紙の山間の小さな村の小さな駅(?)もよかったです。
さだおばさんのお店は、今でいうところのキヨスクか、駅構内にできたコンビニみたいなものでしょうか?
村の大人や子どももさだおばさんが大好きなようで、交流的なことはあまり詳しく描かれていませんでしたが、おばさんがいなくなった後の村の感じは火が消えたようでした。
とても心に残る素敵な作品でした。
読んであげるなら小学校高学年以上でしょうか?
少し昔の「行商」とかいう言葉が、何となくでも理解できる年頃のお子さんたちからお薦めします。