ジョン・バーニンガムさんの絵が好きなので、図書館の本棚に立てかけてあるのを見て、手に取りました。
すごいんです!! 男の子の遅刻の理由が。
言い訳と取るんのか本当と取るのかを議論するなんて、やぼったいんですが、本当だったらすごすぎる。でも、男の子ならありえるかも、この理由。また怒られても、淡々と罰の課題をこなすのも、なんかクスっと笑えます。全然反省していないでしょうね。でも、もしかしたら本当なのかな? だって男の子、結構毎日、太陽が昇るころに一生懸命家を出ているんですもの!! 裏表紙の内側にびっしりと書かれた、
I must not tell lies about crocodiles and I must not lose my gloves.
も、なんかユーモアがあっていいです。装丁というのかな? そこまで凝っているのが素晴らしい。
そして最後に先生に起きた悲劇もブラックで、イギリスらしいですよね。男の子の願望なのかな? 個人的には、男の子のフルネームが長いのも私のつぼでした。ジョン パトリック ノーマン マクヘネシー。読んでて楽しくなります。