「もったいないばあさんと 考えよう 世界のこと」 大人が読んだ みんなの声

世界に暮らす１０人の９歳の子供たちの姿が描かれています
○インドー学校へも行けない子　働く子供
○カンボジアー地雷を踏んで足をなくした子（６００万個地雷がまだ埋められていると）
○ネパールー水汲みに行学校へも行けない子
○スーダンー空爆が落とされ難民として隣の国へ逃げる子
○インドネシアーゴミの山から拾いお金に換え生活している子
○メキシコー貧富の差が激しく　貧しい子は働き学校もいけず
○シエラレオネ（アフリカ）−兵器を持たされ戦場へ行く子
○ロシアー今はウクライナと戦争　ストリートチルドレンの子
○レソト（南アフリカ）−エイズになり子供だけで生きている
○日本ー食べ残す子（食料自給力４０％なのに）なぜ？

今地球上では　　戦争がおこり毎日のようにニュースで見ます
気候変動　地球温暖化で生態系が変わってきている　干ばつ
きれいな水が飲めない
食料が足りず　物価高で苦しむ人たち
貧富の差が広がり　貧しい人はお金もなく暮らしが大変！

本当に世界中のことを知り　今の日本のことを考え　戦争を二度と起こさない世界
この絵本を通して　みんなで考えるきっかけにしましょう　

世界の「９歳」を取り上げています。
もちろん、知ってはいました。
貧困・労働・戦争
知っていても、意識することは、正直少ないです。
今の日本とは、あまりにも違う世界のことですが、同じ地球の子供達。
もう少し大きくなったら、一緒に読みたいと思います。

真珠まりこさんの最新作品だったのでこの絵本を選びました。もったいない婆さんが登場するのでとても親近感が湧きました。世界で起こっている事をとても分かりやすい文章と共に知ることが出来る絵本でした。各ページ毎にもったいない婆さんのコメントが書かれているのも良かったです。書き出しの“お友達の話だと思って聞いて下さい”という言葉が心に響きました。この絵本を読んだ後は自分に何が出来るかを真剣に考えたくなりました。絵だけではなく必要な場面では写真も使われている所が本当にこの世界の同じ年代の子の事なのだと実感できる所も配慮を感じました。