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かんがえるアルバート ぼくのじかん」 大人が読んだ みんなの声

かんがえるアルバート ぼくのじかん 作・絵:ラニ・ヤマモト
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2008年08月
ISBN:9784062830171
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,973
みんなの声 総数 9
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  • どんどん広がって

     世界一みじかい哲学の本シリーズです。
     アルバートがなにかをしていると、パパやママに止められしまう。
     アルバートの「とまれ、とまれ、とまれ、、、、」の声がきこえてきそうでした

     夜空を見ながら、ずっーと考えるアルバート。夜空のようにアルバートの考えも、どんどんひろがっていきます。だれにもじゃまされない、ぼくのじかんです。

     考えながらねむってしまったアルバートが、ほほえましいなと思いました

     ちょっとむずかしいお話、さわやかな色の楽しい絵でよくわかりました

    投稿日:2014/05/27

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  • 長い長い物語

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    絵本ナビでみつけてから
    ずっとず〜っと読みたいと思っていました。

    やっとその時がきた!
    表紙をみつけて嬉しくなりました。

    とてもすっきりした絵に、淡々と続いていく文章…。
    一日ってほんと短い、あっという間に過ぎていく、
    といつも思っていたけれど、
    アルバートには長い長い一日が過ぎていった。

    考える時間って大切。
    時間に押し流されず、時間に乗って行きたい(生きたい!)

    6年の息子は、やりたいことがあって、時間が足りない!
    と歯がゆく思っているようです。
    この本、こっそり置いておこう。どんな反応するかしら。

    私にもゆっくり考える機会を与えられとても嬉しかったです。
    読めてよかったです。
    アルバートシリーズ、他の絵本も是非読んでみたいです。

    投稿日:2011/05/07

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  • シリーズ

    • なびころさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳4ヶ月

    以前にも同主人公が登場する絵本を読んだ事があり、素敵だったのでこの絵本を選びました。主人公が自分のしたい事をはっきりと意識している所が良いと思いました。人が作った流れではなく、自分が望む流れを実践しようと奮闘する主人公の姿がかっこ良かったです。地球が歩んできた悠久の流れを自然に感じられる描き方も素敵だと思いました。

    投稿日:2009/08/27

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  • アルバートの想像力に拍手

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    アルバートの2巻です。
    今回、アルバートは時間について、夜空を見上げながら考えました。
    時間から、気持ちは宇宙へ飛び、そして眠ってしまうオチで終わるのですが、物語の流れに無理がなく、読みやすいです。

    こういう素敵に絵本に出会えて、すごくうれしいです。
    文章はとても短いですが、そのいとこと一言が厳選されていて、少年アルバートの行動から、読んでいるみんなも哲学できます。
    私は4ページめの
    「それから むじんとうから すくいだされる まえに
     おふろにはいってはみがきじかんが きた」
    のくだりが一番気に入りました。
    (イラストが絶妙にいいので、見てほしいです) 

    哲学するって、実はとても面白いことなんですね。
    この絵本に出会った子どもたたちが、本の中らか何かを感じ取って、日常のちょっとしたことから、面白いことを連想したり、何か新しいこと想像したりすることを楽しく思ってくれるといいなぁと、思います。

    追記。作者本人のイラストも、谷川俊太郎さんの邦訳も、とても素晴らしいです。

    投稿日:2008/11/07

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  • タイトルに偽りなし!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    これもまた素晴らしい絵本でした!
    少し昔に哲学ファンタジーの本として、世界中が脚光を浴びた(?)「ソフィーの世界」を思い出しました。

    この絵本は、世界一短い哲学の本だそうです。
    なるほど、哲学をこんなにも日常的かつ、簡単に表現してしまうなんて、タイトルに偽りなし!でした。
    そして「ソフィー」の本が出版された時も、よく「哲学だからと言って、身構えることはい。本当に読みやすい本だから」と、あちこちで聞きましたが、この絵本は「絵本という媒体を使っているだけに、とっつきやすさは「ソフィー」を上回ると思います。

    たとえば、この絵本の主人公アルバートは退屈な雨の日、部屋の中で、空想してごっご遊びをしているのですが、これも立派な哲学なのです。ソフィーの世界でいうところの「自由連想」とおなじようなもの。

    日常見ている小さな子どもたちのごっご遊びって、実は創造力を育てるのに、とても大切なことだって、知っている人も多いと思います。
    そこに哲学の基礎があったなんて、ちょっとびっくりじゃないですか?

    なんだか、自分の感想で難しい印象を与えていないか心配ですが、すごく楽しくて、簡単で、面白い絵本です。
    幼稚園くらいのお子さんに読んであげても、十分楽しめます。

    投稿日:2008/11/07

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