「かんがえるアルバート」のシリーズ3作目です。
邦訳は谷川俊太郎さんで、とても読みやすい日本語になっています。
アルバートにはいつの間にか妹が生まれていました。
物語には大まかに2種類あって、主人公たちの成長(時間)が止まったままいろんな冒険に出たりするものと、主人公たちが成長しながら物語が動いていくもの。
「アルバート」の話は成長する方だったんですね〜。
お兄ちゃんになったアルバートが何か変わったか?というと、相変わらずのようですが、小さいうちからこんなにいろいろ身近なことに不思議を感じられる子なら、末は博士にでもなりそうですね。
ラストシーンの方で、パンツ以外を脱いじゃって、着ていた服の周りに小石や小枝を置いて自分に見立てちゃうところには笑いました。
シリーズの他の本と同じく、小学校中学年以上から中学生・高校生などにもお薦めします。