ほしになったりゅうのきば」 大人が読んだ みんなの声

ほしになったりゅうのきば 作:君島 久子
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1976年12月
ISBN:9784834000153
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 22
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  • 今年は辰年です(それにちなんで龍の絵本を読んでみました)
     
    北海と南山にすむ龍の兄妹がモモが九つあり お互いに自分の方がたくさん食べたいのでけんかになり 天が裂けたのです。

    その結果 人間たちは、雨や日照り 寒さに困り果てるのです
    それを救ったのが 石から産まれた、おじいさんとおばあさんの子供サンという若者(英雄という意味の名前)
    ここからは 凄くドラマチックで壮大です
    ひげのおじいさんの登場
    赤羽さんの絵はすばらしいと思いました
    赤い龍の目から涙が・・・ サンが天を繕うために龍の牙をとりにいくのです、すごいドラマがあります

    三人の娘の一番末の娘は「みんながしあわせに するためなら これくらいの苦労はなんでもありません」(二人の姉は自分の事ばかり考えています)

    この二人の勇気ある姿は感動です
    なんと 龍の牙の星が輝いている(すごく きれいでした!)

    おかげで みんなを救うことが出来たのです
    中国の昔話は   壮大です。
     人のためにと 勇気あるサンと白い姫
    長いお話ですが よんだ後はすごい勇気をもらえたような気がしました

    赤羽さんの壮大な絵も印象深いです!

    投稿日:2012/02/22

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  • わくわく

    表紙の絵の迫力にひかれて読んでみました。中国の民話ということですが、初めて読んだお話です。りゅうのけんかだけあって、その影響は大きく、主人公のたどるみちは壮大です。どうなっていくのか、わくわくしながらページをめくりました。赤羽さんのお話の絵がすばらしかったです。

    投稿日:2020/06/05

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  • 竜の兄弟喧嘩

    9つの桃で、兄弟喧嘩になってしまい、二匹の竜が天にぶつかって天は破れてしまいました。子どものいないじいさまとばあさまに授かったサン(英雄)が、天の裂け目を繕う旅に出かけました。難題を何度も何度も乗り越えて、サンは、クマ王の末っ子娘をお嫁さんにして二人で協力してあちらこちらを飛び回って天の裂け目を繕っているお話でした。

    投稿日:2018/11/21

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  • 梅雨の時期に読んでみたはいかがでしょう?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    辰年になったので、「竜」の出てくる本を読みたいなぁと思い、図書館の「辰年コーナー」から見つけてきました。
    似たような話は読んだことがありましたが、このお話は初めて出会いました。
    邦訳:君島久子さん×画:赤羽末吉さんというすごい作品です。

    元々が中国の伝説らしいので、見ごたえがあって面白かったです。
    昔話や民話にありがちな「三回の繰り返し」がしっかり入っているので、ちょっと長めのお話になっています。
    赤羽さんの描かれた登場人物の中では”みどりの髭の老人”が面白かったです。

    カラーのページと墨絵のような黒い線だけで描かれているページとがありますが、赤羽さんの画なので結構遠目からでもよく見えるような気がします。
    読み聞かせに使うなら、小学校の高学年以上のお子さんたちにお薦めします。
    雨がたくさん降ってくる状況が物語の中で続くので、意外と梅雨の時期とかに読むと、雰囲気が盛り上がるかもしれません。

    投稿日:2012/01/28

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  • いつまでも残したい名作

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    来年は「辰」年ということで
    本屋さんのコーナーに
    並んでいたこの絵本

    保育園の時何度も読ませられたのに
    忘れてる・・・
    じっくり読みました

    3度の繰り返しや
    困難を乗越える知恵、行動
    かと思うと、人間同様1つの桃を争う竜・・・
    天を繕うという広大な考え・・・
    中国の昔話とのことですが
    伝えたいことは
    世界共通かと思われます

    とにかく、赤羽氏の絵がとにかく雰囲気たっぷり
    スケールの大きさが
    画面から伝わってきます

    保育園の子ども達は
    「スーホーの白い馬」と
    この絵本は本当に好きでしたね
    読み返して、今、パパママになって
    自分の子どもにも読んでくれているといいなぁ〜
    と、思いました

    投稿日:2011/12/25

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