雨の日、バムがちらかったお部屋を片付けて、ゆっくり本でも読もうと思っていたら、ちょうど片付いたところへケロちゃんが帰宅。
雨のお外で遊んできたケロちゃんは、ドロドロのぐちゃぐちゃ。
せっかく片付いたお部屋もドロドロに・・・。
「も〜!なにしてんの!」と言いたくなるようなこんな瞬間、子育て中の人は一度は経験があるはずです。
でも、バムは怒らない。まずケロちゃんをお風呂に入れてぴかぴかに。それからふたりでお部屋掃除のやりなおし。ここでもケロちゃんは、壁に落書きしたりしているのですが、じょうずにいっしょにお片づけをしています。
こどものすることを、頭ごなしに怒ったりするのではなく、一歩ひいてみて、こどものやりたいことをみつめてみる。そしたら、その面白がりかたや夢中さに、思わずくすっと笑ってしまう・・・。
この絵本は私にとって、育児書代わりのような一冊です。