この作品もロングセラー間違いなしの傑作ですね。
“ピヨピヨ”シリーズの中でも、私のお気に入りです。
幼い子どもを連れてのスーパーマーケットは、ある意味大変。
手を離したら何を仕出かすか解らない。
品物は触りまくるし、勝手に篭に入れちゃうし、交渉が上手くいかないと座り込みも辞せずっていう開き直りも、そして泣いちゃう子もいますよねぇ〜。
時にはお友だちを見つけて、迷子になっちゃう事も。
さてさて、五つ子のひよこちゃんは、如何に?と読んでたちまち大笑い。
一人でも大変なのに、5倍のパワー。
このエネルギーには参りました。
おかあさんがタイムセールで奮闘中に、それぞれお目当ての菓子を篭にいれるヒヨコちゃんたちのキビキビした様子が愉快です。
レジ前でのおかあさんのストップが掛からなかったらと思うと、ホント冷や汗が出ちゃいますね。
それにしても、品揃いの優れているスーパーですね。
各売り場整然と並べられている商品をじっくり眺めるだけでも相当楽しい。
この細かさが、小さいお子さんにはたまらなく魅力的なんだと思います。
絵本を開いたままで、お店やさんごっごへと脱線してしまいそうですね。
〈ペロペロキャンデー(¥30)〉だけしかお楽しみを買ってもらえなかったヒヨコちゃんたちでしたが、おかあさんの素敵な手作りのディナーでしたよ。
もちろん翌朝の朝食も美味しそうで、お呼ばれしたくなりました。