「ちょっとだけ」(福音館書店)のなっちゃんの可愛らしい表情にいじらしさも感じてしまったことを思い出しつつ、鈴木先生の新作に手を伸ばしました。
「パパとあたしのキャンプ」(福音館書店)の“パパとあたし”シリーズ第二弾なんですね。
主人公のあこちゃんは、うさぎのぬいぐるみのぽぽこちゃんがお気に入り。
ところが飼い犬のサスケもこのぽぽこちゃんが好きなんです。
サスケと姉弟さながらの奪い合いに笑ってしまいました。
ぽぽこちゃんを見事奪還したは良いのですが、サスケの姿がみあたりません・・・。
あこちゃんの表情を追いかけるだけでも口元が緩んでしまいます。
あどけない子どもの瞬間の表情を見事に捉え描かれています。
怒りながらむきになっている表情・不安げな表情・必死な表情・今にも泣き出しそうな表情・かがんで覗き込む表情等みんなみんな可愛いです。
そして、突き出たお尻の三〜五等身位の幼児体型に、「そうそう、こんな感じだったなぁ〜」って幼い頃の息子を思い出しました。