『四季ねこ』のシリーズ春バージョン。
それぞれの季節の話ですが、各季節ごとに絵描きさんは違う人なので、各絵本にそれぞれの雰囲気が違い、他とは違ったシリーズの楽しみ方ができます。
「春」は松成真理子さんです。
全体的に春らしい黄色や緑がたくさん使われていました。
表紙絵の全体の印象は『ライムレモン』のイメージでした。
ストーリーはありが知的な内容でしたが、最初と最後のはるねこからの「葉っぱの手紙」のシーンは可愛くてよかったです。
シリーズのほかの話に比べて、主人公のあやのが4,5歳くらいでやや幼いので、あやのと同じくらいの年頃のお子さんからお薦めできそうです。
冬の終わり、春先に読むといちだんと楽しめそうです。