辰年の新年に素適な絵本に出会えました。
早速読み聞かせしようと思いましたが、文字が見づらいのが難点。
克服するために練習中です。
沼の底にひっそりと暮らす龍の子三太郎は、気が弱くてなかなか表に出ることができません。
それが、たまたま釣りに来た木こりの楢やん
に見つかってしまってとんでもないことになってしまいました。
怖いもの見たさの人間たちが沼の周りに集まりはじめたので身動きできなくなってしまったのです。
我慢の限界に達して飛び上がった三太郎が降らせた雨が、日照り続きの村では恵みの雨となって、今度は神様として祀られるようになるのです。
いくら内気で引きこもりの三太郎も、悪い気はしなかったというお話です。
何でも、中学校の教科書に載っているとかの情報もあって、妙に納得できました。
いくら引きこもりでも、蔵れた才能があるというのでしょうか。
三太郎の気持ちになって、考えてみるのも良いと思います。