大好きなおばあちゃんが 重い病気で死にそうになっています
孫たちは おばあちゃんが死んでしまうのが悲しくて 死に神が来ないように考えるのですが・・・・・
分かります 大好きな人がもうすぐ死んでしまうのを 悲しむ気持ち
ここに出てくる死に神はみんなに語ります
生と死について「もし 死ぬことがなかったら 生きていると言うことは大事なことではない 雨の日がなかったら お日様をありがたく思うこともな・・・・・
なるほど そうですね 嬉しい 悲しいと言うことも対峙してます
同じように 考えたら生まれたら 死んでいく これは自然の節理ですね
悲しいけれども 受け入れなくてはなりません
でも・・・ 子どもが 突然殺されて死んでしまったら 悲しくて受け入れられないことがあります
人間は 生きていて 幸せになることを望みますが 老いて死んでいくことも また 現実で受け入れなくてはなりません
私も 自分の母や たくさんの高齢の方を見て 生きることは喜びとばかり思えないことがあるのです。
認知症の方の言動を聞いたり見たりして そう思うのです
でも 身近な人が亡くなって 悲しかったら いっぱい泣いてあげるのもその人の供養だと思うのです
だから この絵本で 死に神さんが おばあちゃんが死んだとき
泣いてもいいよ でも 心の中でそっとだよ
そういわれて 我慢している 孫たちに 「泣いてもいいよ」と言ってあげたいと思いました