「おひさん」 大人が読んだ みんなの声

おひさんは　私たちにはありがたい存在です
だってね・・・・　
昔は氷河時代でしたら　生物も住めなかったし　恐竜の時代が終わり・・・　私たち人間が住めるようになりました

おひさんも　人間たちの生活見ていて　楽しそうだな〜と思ったんですね
風太くんが勇気を出しておひさんのところへ駆け出す顔がすごい！
おひさんちゃんと正装してる　赤い背広着て靴はいてる
何ともおかしいですが・・・・
子供とかくれんぼ　おかみさんたちと洗濯　旦那衆とお酒飲んで　みんなご機嫌な顔ですね

池が温泉に　ここまではよかったんですが・・・熱い湯になり
雪まで振り出し
人間たちも　もう帰ってくださいと
村人たちのえがおがいいじゃないですか！

おひさんのおかげです
でも・・・・　地球温暖化は困りますね
どんな地球環境になるやら　私は　その前にこの世からいなくなりますが・・・　未来の人は　どうなるのかな？？
高部せいいちさんはどうお考えですか？

風太は村で一番の早起きです。今朝もおひさんに向かって、手を合わせます。
「きょうもいちにちおねげえします。」
すると、どうしたことか、そのおひさんが、近づいてくるではありませんか。風太の村がえらく楽しそうだから、一緒に楽しいことをしたいというありえない申し出があったのです。
でもおひさんは、子どもたちといっしょにかくれんぼをします。洗たくをします。お酒も飲みます。お風呂に入ります。うまくいったり、大変なことになったりしますが、村の人たちとなんだかいい関係になっているところが微笑ましいと思いました。

表紙を見たとたん、大胆な造形のおひさんの眼光にひるんでしまいます。
勇気を持って、読み進めると、今まで見たこともない世界観でした。

一昔前の農村風景。
朝、風太が目にしたのは、なんと、おひさんがこちらにやって来るという事態。

なんでも、村の人たちと一緒に遊びたいそうで。
みんなで協議の結果、とりあえず受け入れることにしたものの、の珍騒動。

古風な色合いに、ひなびた造形。
吹き出しは一昔前の和文タイプライターの活字のような有様です。
好き嫌いが分かれるところでしょうが、その発想の新鮮さに一票投じたいです。
文章も独特のテンポで進みます。

不思議な余韻の残る、ナンセンス？作品でした。