「フェリーターミナルの いちにち」 大人が読んだ みんなの声

題名の通り、フェリーターミナルの夏の一日を追った作品です。
取材協力を考えると、北海道の苫小牧西港フェリーターミナルがモデルでしょうか。
フェリーターミナルはあまりよく知られていないと思うので、
そこでの様々な様子は、いろいろな発見があると思います。
フェリーから落とされる（！）布団カバーやごみ袋、なるほど、効率的な回収方法です。
旅行者のサブストーリーもそこここに。
大事な物流関係のストーリーもあればよかったかもしれません。
でも、朝早くから、深夜までにぎやかなフェリーターミナルの姿、しっかりと伝わってきました。
小学生くらいからでしょうか。
かがくのとも絵本。

大型フェリーが岸に繋がれ、扉が開き、お客さんが降りてくる…
荷物が運ばれたり、たくさんの人たちが行き来するフェリーターミナルの１日が細かく描かれています。
私は、フェリーというものに、一度も乗ったことがなく、フェリーターミナルという場所に実際に行ったことはないのですが、この絵本を見ていると、実際にそこにいるような感覚になりました。
いつか、フェリーの旅してみたいです。

表紙の絵に惹かれて図書館から借りてきました。

船の旅もいいなあと思って、またフェリーに乗って旅がしたくなり

ました。とても綺麗な色彩でフェリーターミナルの一日が描かれて

ました。大型フェリーが、岸から離れてしまって見送りにきていた

おばあさんが、ハンカチで目頭を押さえている隣でおじいさんが

「また　らいねん　あえるよ」と、慰めている姿に、ちょっともらい泣

きしてしまいました。出会いも別れもあるんだと思いました。

自分好みで図書館で借りてきました。細かい丁寧な絵でフェリーターミナルの様子がよく分かります。船、くるま、人物、売店まで描かれていてその場に行ったような気分になれます。朝、昼、夜と同じ場所でも景色が違って見えますね。
乗りもの好きな人は必見デス。