絵本の形をしていますし、ページ数もそれほどありませんが、まつぼっくりの時点みたいな作品です。
まつぼっくりがどんな木に出来るとか、どんな種類があって、それぞれどんな特徴があるのかとか、写真やイラストでわかりやすく説明してくれています。
イラストでは豆知識なども書いてあってなかなか面白いです。
世界のまつぼっくりもいろいろ描いてありますが、こうやって比較して見せてもらえると、個性がよくわかりました。
他の絵本で知っていた「セコイア」という木も紹介されていました。
セコイアって、スギ科だったんですね〜。スギも針葉樹なので、マツ科の植物ではありませんが、まつぼっくりみたいな実をつけてました。これが鈴みたいな形で可愛かったです。
またヒノキに似た「サワラ」という針葉樹の実は、カフスボタンみたいでオシャレでした。
読み聞かせなどには使えませんが、高学年以上のブックトークなどで紹介してみたいと思いました。