「ぼうし」 大人が読んだ みんなの声

ぼうしのお話かなーと思いきや、はじまりは洗濯物として飛ばされてきた靴下のお話なんです。
それをかぶってしまい取れなくなってしまったことから、お話は続き・・・たくさんの動物たちが色々なものをかぶってしまい帽子にしちゃうという、何とも楽しいお話です。
が！！イラストはとっても美しい。
このギャップがまた本当にいい味わいです。

風に飛ばされた靴下を見つけ、頭を突っ込んだ、はりねずみのハリー。
でも、ハリが刺さって、引っかかってしまい、取れなくなってしまいます。
周りの動物たちに笑われたハリーですが、帽子だと言い張ります。
見開きページの真ん中に大きな物語が進み、その左右両はじにも、同時進行で他の場面の様子がわかるような仕掛けが。
さらに上部には、外に干された洗濯物があり、少しずつ減っているのがわかります。
ページの隅々まで眺めて、イラストをじっくり楽しみたい絵本です。

はりねずみ、大好きなんです！
ハリー可愛すぎ！靴下の帽子似合ってる！

最後は思わずふふっと笑ってしまう結末で、あったかーい気持ちになりました。
ハリーの帽子を馬鹿にした動物たちだったけど、本当は羨ましかったんですね！

左右に描かれた女の子や動物たちの様子、上には少しずつ減っていく洗濯物など
見て楽しく読んでおもしろい、工夫されたデザインが、すごくおしゃれ！
自然や出てくる動物たちも、表情豊かで美しいです！

この絵本と素敵な帽子をプレゼントに贈ったら、とっても喜ばれそうですねっ！

まずはジャンブレッドの細かなリアルな絵に目が奪われてしまいます
ページをめくるたびに、そこには写真立てが飾られているかのような錯覚を起こすほど、綺麗に完成されたイラストが並びます
4つの窓のそれぞれに物語があり、何度も読みたくなる絵本でした
裏表紙までしっかりと物語は続きます
子供達は予想以上に絵を良く見て、楽しんでいるようです
冬の読み物として、お勧めです

本屋さんで、あまりの絵の美しさに見入ってしまいました。

毛糸の靴下に鼻を突っ込んだら抜けなくなってしまったハリネズミのハリー。
まるで、帽子を被っているみたいな格好に！
仲間たちに、本当は困っているけど　そうとは言えないハリーが、
とっても可愛らしいんですよね。
初冬のヒンヤリした空気の中、愛らしく生き生きとした動物たちと
帽子（靴下）の赤が、温かさを感じさせてくれます。
細部まで丁寧に描かれた絵、綺麗な額に飾られたサブストーリー、
眺めているだけでも幸せな気分になる絵本です。