さるかにがっせん」 大人が読んだ みんなの声

さるかにがっせん 文:石崎 洋司
絵:やぎ たみこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年08月23日
ISBN:9784061325197
評価スコア 4.36
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みんなの声 総数 38
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  • かにさんが殺されてしまうなんて知りませんでした…
    猿に仕返しをしたのは、かにの子どもたちだったのですね

    猿が木の上からかにめがけて柿を落とす場面、落ちてきた柿にかにが潰される場面は、ゾッとしました…。
    なんでこんな事ができるのだろう…

    報復を受けた猿がこれに懲りてしっかりと反省し、この後優しくなったのかは分からないけど、殺すのではなく懲らしめる結末がいいなぁと、思いました。

    でも読んだ後は正直、複雑な感情しか残りませんでした…

    投稿日:2014/07/15

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  • 慣れ親しんだ話でも・・・

    私の知っている昔話と、少しだけ異なっていました。
    もしかすると、こちらの方が正しいのかな?

    私が子どもの頃に知った話では
    サルに柿をぶつけられたカニが仕返しを・・・
    という展開だったのですが、

    この絵本では、
    死んでしまったカニの割れたお腹の中から子ガニが沢山出てきて、
    仕返しをするのです。

    この描写には、思わずゾゾゾ・・・。
    ですが、慣れ親しんだ話でも
    多少異なる場合があると知ることが出来て良かったです。

    投稿日:2014/01/18

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  • 派手な仇討ちが注目されるけど・・・

    • 多夢さん
    • 50代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子13歳

    スーパーに買物に行くと、今の時期、旬の柿が店頭に並んでいる。
    しかし、ほとんどが種無し!!!
    我が家は種ありが好きなので、わざわざ種ありの柿を買うために、
    いつも通うスーパーでないところまで足を延ばさなければならない。
    大変である。

    柿の種・・・で思い出すのが、このお話だ。
    有名な昔話なので、知っている人は多いと思う。
    昔話の絵本は、様々な作家さんが文を考え、絵も十人十色。
    今回手にした絵本は、やぎたみこさんの絵。
    「ほげちゃん」や「おにころちゃん」の作者で、
    注目している作家さんの一人。
    お話の内容も、絵本によって若干かわってくるが、
    この絵本では、母ガ二が死んで、
    子ガ二は、栗・蜂・牛の糞・臼と一緒に、
    猿を退治しにいく。
    大きな臼にぺっちゃんこにされた猿は、
    最後に何度も謝っておしまい。

    意地の悪い猿を、うまく表現している。
    表紙の絵からしてよくわかる。
    カニも、結構リアルだ。
    母ガ二のおなかから、ずぐずぐとわきだす子ガ二たちは、
    とっても可愛い。
    反面、牛のふんと臼に描かれた顔・・・
    ちょっと、違和感を覚えた。

    読んでて楽しかった点は、猿をやっつけるくだりで、
    「その とたん。」とページをめくるタイミングがあり、
    子どもたちに、いろんな想像をさせるところが、
    気に入っている。

    迫力満点の絵は、遠目もきくので、
    おはなし会にはもってこいの絵本だと思うが、
    絵がどちらかといえばリアルなので、
    怖がる子どももいるかもしれないので、
    その点だけ注意をしたい。

    最後に、石崎洋司さんのコメントがある。
    「さるかにがっせん」では、派手な仇討ちが注目されるが、
    子どもたちの成長や、平和な暮らしへの願いが隠された
    昔話でもあるらしい。
    なるほど、そう捉えて読んでみると、また、違った世界が見えてきた。

    面白い。
    昔話は、やっぱり奥が深い。

    投稿日:2013/10/23

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  • 絵本で昔話を伝えるのは 大事なのですが・・・
    石崎さんの文・やぎたみこさんの絵です
    さるとかにのやりとり さるの描き方が舌をべろりと出していかにもずるい 憎らしい描き方です
     
    かにむかし 岩波書店 木下順二・清水こん氏の絵の絵本を知っていますので この絵本の方が昔話をうまく表現していると思います

    昔話は やはり語りで聞いて 自分なりに想像するという世界のように思えて・・・・
    絵本の昔話の伝え方の難しさうを感じるのです

    現代風と言えば、描き方がそういうふうにみえます
    お話の筋は おおむね同じなのですが 絵本は絵でお話しするところもあるのでこの絵本より 私は 岩波書店の かにむかしの方が好きです

    好みがあるのですが 子どもに読んであげる絵本は大事にしたいですね

    投稿日:2012/12/12

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  • 分かりやすい絵

    みんながよく知っている昔話の1つ「さるかにがっせん」です。
    サルの意地悪そうな感じ、カニの優しそうな感じが、絵を見ただけで分かりますね。

    めをだせ めをだせ かきのたね〜
    きになれ きになれ かきのめよ〜
    みがなれ みがなれ かきのきよ〜

    と、カニがリズミカルに柿の木を育てている様子が印象に残りました。
    カニが死んじゃうのは残念ですが、お母さんの敵を討ちにいく1000匹の子どもカニの偉大な力が素敵でした。とっても分かりやすく描かれていて、子どもたちにも沢山読んであげたいです。

    投稿日:2012/12/10

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  • 語り口と挿絵が見事にマッチ!

    昔話の中でも、かなりポピュラーな『さるかにがっせん』。
    挿絵が次女が大好きなやぎたみこさんなので、どんな感じなのかワクワクしながら読みました。

    まず最初に印象的だったのが、敵討ちにいく子がにの数がなんと1000匹!!
    昔、私が母から読んでもらったお話では、子がには3匹だったような?!
    ぞろぞろぞろぞろ、わんさか出てきて面白かったです。
    水桶の中から出てくる場面もなかなか迫力がありました。

    母さんがにが柿の木を育てる場面の文句も、そうそう、これこれ!
    “ならねと はさみで ちょんぎんぞ”って、
    言い回しは私の記憶と異なりますが、これぞさるかにがっせんです(^^)
    子供のころ、このフレーズがとっても印象的だったのを思い出しました。

    それにしてもさるの表情の悪そうなこと!
    これは一発で悪者だってわかりますね(笑)。

    敵討ちの場面は、臨場感たっぷりで楽しめました。
    さるの慌てる表情と、痛快な語り口が見事にマッチしていました。
    やられたさるの「むぎゅう・・・(白目)」には笑ってしまいました。

    敵討ちと言っても、いわゆる“仇討ち”ではなく、
    こらしめて反省させるソフトなタイプで小さい子にも読みやすいなと思いました。
    勧善懲悪、めでたしめでたし、ですね。

    くり、はち、うす、ふんの登場の印象が若干薄い気もしますが、
    それぞれ個性溢れる表情で描かれているので、
    子供たちも加勢してくれた仲間をきっと覚えられるなと思いました。
    うちの子たちは誰のファンになるかしら?(^^)

    “おはなしもうひとつ”の『あたまにかきのき』は、
    簡潔な文章とユーモラスな挿絵で楽しかったです♪

    うちの主人は、このお話を知らなかったようで、「どんなお話?」と聞いてきましたが、
    私が説明するより何よりも読んでもらうのが一番。
    読み終えると「へ〜、こんな話なんだ。おもしろい!」と言っていました。

    主人は長い話だと途中で投げ出すタイプ(残念↓)ですが、
    テンポよく軽快に読んでいけたようです。
    ということは、3〜4歳のお子さんたちでも丁度良い長さなのではないかと(^^)♪(笑)

    しかし池の周りにネコや釣り人がいるところには笑ってしまいます。
    こちらも語り口とやぎさんの挿絵が見事にマッチ♪

    私が母に読んでもらった昔話を覚えているように、
    きっと子供たちも私が読んであげる昔話をずっと記憶していくのでしょう。
    良質の昔話をたくさん読んであげたいです。
    うちの娘たちも喜びそうな一冊でした。

    投稿日:2012/11/27

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  • う〜ん・・・

    カニが死んでしまうんですね。それで、子ガニが仕返しをする。自分の記憶の中にあるさるかにがっせんは、カニ本人が仕返ししてたので、カニが死んでしまうことが残念です。個人的には、殺された仕返しなら、あの程度では許されない気がします・・・。

    サルの顔も嫌らしくて、好きじゃありません。なんであんなに舌が長いんでしょう。気持ち悪いです。子供には面白いかもしれませんが。

    こういう昔話があるんだよと、子供に伝えるのは必要だと思います。

    投稿日:2012/11/28

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  • 痛快なお話

    みんなで協力してサルを退治するさまは痛快です!
    子どもはこんなお話は大好きではないでしょうか。
    絵もサルがいかにも…という顔をしていてわかりやすいです。
    みんながみんなカニのために自分のできることをして…というところが魅力ですね。
    分かりやすいかたき討ちもののお話です。

    投稿日:2012/11/30

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  • 柿のお話

    「悪いことをしたら、どんな目にあうのか」ということが(自業自得とも言うのでしょうか)、子供にも解りやすく伝わることでしょう。
    おまけのほうのお話は、初めて読みました。
    こちらも、面白いですね。
    「柿」つながりで、秋らしかったと思います。

    投稿日:2012/12/02

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  • さるめ〜許せな〜いっ!!

    うわぁ☆純粋そうで、とっても愛らしい かに♪
    それにひきかえ、さるのなんと悪そうなこと!
    対照的な感じで、善悪がハッキリとわかりやすいです。

    途中、衝撃的な展開に少しショックを受けましたが、さるの悪者ぶりが増長された感じです。
    絶対に さるを懲らしめなきゃって気になります!
    敵討ちは、知っての通り。これぞ、さるかにがっせん☆

    おはなしもうひとつ『あたまにかきのき』。
    このお話のポイントを強調した絵が、面白い!
    わりと長い話ですが、うまくまとめられていると思いました。

    かきつながりの ふたつのおはなし。
    秋にピッタリです♪

    投稿日:2012/11/27

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