「おさるのパティシエ」 大人が読んだ みんなの声

さらっと読める短めの文章ですが、絵がものすごく豪快というかお猿さんが豪快でなんともあっけに取られてしまいました。まず材料の混ぜ方、さすがですね。なんだか作り方がきたなくてきたなくて。。。笑ってしまいましたが。子供たちは楽しく読んでくれるかもしれません。

この絵本の主人公の「おさる」，かなりのキャラクターです。
素直に反省はするけれど，それが生かされているのかしら？と。
「だって，おいらおさるだもん」との開き直りが，前向きでもあるけれど，他者からしてみればいかがなものかと。。。
おさるが作った数々のスイーツは見応えありました！
でも最後もやっぱり開き直り。。。
反面教師的な絵本として読むには子供にもいいかもですね（笑）。

材料のバナナを全部ひとりで食べてしまったり、作った生地を壁にぶつけたり、なんでもかんでもやりたいほうだい我慢を知らないおさるさんですね（笑）。
なんでも「だって　おいら、おさるだもん。」のひとことで片付けてしまいます。いや、たしかにそうなんですけどね。でもそのひとことで許してはいけないのでしょうが納得してしまいます。
うちのこどもも「こどもだから」を免罪符に言う時があるなーと思いました。
困ったものですがにくめません。

聞いていた2歳と0歳の我が子はサトシン先生のハイテンションぶりに圧倒されっぱなしで、勿論私も圧倒されっぱなしでした。色とりどりの創作お菓子が並ぶシーンは子供だけでなく大人でも喉がゴクリと鳴ります。しかしやんちゃなおさるですね。

陽気なおさるのパティシエが主人公です。

オーナーの言葉に、やる気を出すおさるくん。

あれっ？自分のお店じゃないんだ！
オーナーという存在がいるあたり、なんだかリアルです。

最初はやる気だったものの、
自分の意志に反して ついつい脱線してしまうおさるくん。
「だって、おいら、おさるだもん。」

でも、そんなに遊んで大丈夫？

心を入れ替えたのも束の間・・・
最後まで、やっぱり陽気なおさるくんなのでした。

おさるくんの力作がずらっと並んでいるページは、圧巻です！
「チュークリーム」が、食べてみたい！