フンボルトくんとシャルルくんは、幼い頃から仲良し。
シャルルくんがお店を開くという夢を叶えるために街へ。
そして何年も経ったある日、シャルルくんのお店がとうとうopenするという手紙が届きました。
「ぼくが育てたりんごを持って、絶対に行くね」という何年も前の約束を守るため、フンボルトくんは早速、翌朝早く街へ向かって出かけました。
初めての街の賑やかさに戸惑う気持ちと、高揚する気持ちがフンボルトくんの中で入り混じります。
早くシャルルくんのお店へ行きたいのに、あっちも気になる、こっちもすごい…そんな都会の誘惑にもまれているうち、フンボルトくんはお店の地図をなくしてしまいました。
初めての街で、地図もなく、暗くなってもさまよい歩くフンボルトくん。
そして感動のラストが待っていました。
真っ暗で静かな街並みに、シャルルくんのお店の灯りがいっそう温かく感じ、その場面では思わずウルっときてしまいまいした。
大きなテーマは「約束」、そして、そのうしろにある強い友情と信頼もひしひしと伝わってきました。