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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ちがうねん」 大人が読んだ みんなの声

ちがうねん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2012年11月15日
ISBN:9784861012334
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,335
みんなの声 総数 51
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  • 長谷川義史/訳??ほんまかいな?
    結末、怖すぎやん!
    でも、大阪弁おもろすぎ〜!
    ジョン・クラッセンさんの絵の上手いこと!!(長谷川さん、スミマセン。)
    まったくタッチの違う絵でありながら、長谷川ワールド炸裂です。
    標準語なら評価は「ふつう」以下だと思う。
    だから、絶対原作を超えた面白さ!!のはず…。(原作読んでません。クラッセンさんスミマセン。)
    いや本当の話、大阪弁でなければこのシュールでありながらユーモラスな絶妙のバランスは出ないと思います。
    長谷川義史/訳、これからも目が離せません。
    今後の翻訳絵本も期待「大!大!大!」です。

    投稿日:2013/07/16

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  • どきどき

    前作「どこいったん」の世界ふたたびです。
    登場するキャラクターがいつもいい味だしていて、読んでいてたまりません。
    またまた帽子が行方不明。でも今度の主役はとったほう。
    とった方の目線で読むのと前回のとられた方の目線で読むのはまたひと味違うなあと感じました。
    「どこいったん」を読んでいるので、「もしや」とどきどきしながら読みました。
    奥が深いお話です。でも単純に楽しく読める絵本でもあるかな、とも思います。
    「どこいったん」が大好きな息子と再び読みたいです。

    投稿日:2013/03/04

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  • 大人向け

    大人にも絵本を、とか、大人こそ絵本を、という風潮で、今、大人絵本の楽しみが、広がっていますね。
    それは、とてもいいことだと思います。

    でも、幼い子ども向けと一緒くたに考えてはいけないと思います。
    子どもと大人は、その経験値や心身の発達の段階によって、絵本の見方や感じ方が、大人と違うはず。

    そして、幼い子どもにとっては、絵本を読んでもらうことは大きな喜びの貴重な時間です。

    大人が好きで楽しむのには、いいですが、ボランティアで公共の場では、こういう冷たい世界の絵本を、わざわざ選んで読みたくはないです。
    その意味で☆1つにしました。

    投稿日:2017/11/10

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  • 前作「どこいったん」は、大切なものを盗られた方が主人公。
    それに対して、この「ちがうねん」は、盗った方が主人公です。

    前作と同様・・・
    個人的には、それ以上にハラハラとする内容でした。

    気持ちの良いはずの広い海が、
    果てしなく続く闇のような、なんとも不気味な空間に思えます。

    悪者である小さな魚に 同情する気持ちはありませんが、
    それでも、衝撃の結末には 思わず息をのんでしまいました。

    はっきりと描かずに 匂わせているところが、なんとも効果的。

    どちらかと言えば、大人の絵本なのでしょうか。
    けれども、敢えて子どもにも読んで聞かせたい一冊です。

    投稿日:2013/11/27

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  • 怖い

    表紙のインパクトのある絵にびっくりします。大きな魚から黙って帽子を盗ってきてしまった小さな魚の言い訳が最もらしく聞こえてきますが、悪いことはいけないことだし、代償がとても怖いと思いました。きっと大きな魚の帽子は、似合っていないと思われてもお気に入りの帽子だったと思うし、蟹を信用してしまった小さな魚も可哀そうに思ったりしました。結末は怖いですが、絵がとても可愛いし、蟹の案内もとてもインパクトがあっておとぼけが可愛かったです!

    投稿日:2013/06/19

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  • みんな、違うとおもうねん!

    出てた!
    出てたんですね!?

    全ページ試し読みで
    楽しませていただきました
    が、これは、もしかしたら
    実際の絵本をじっくり見れば
    わかることがあるのかも!?
    とも、思ってしまいます(^^ゞ

    大阪弁のこのいいまわし
    共通語では、出せない雰囲気ですよね

    なんとも、自分のご都合よろしく
    展開します

    でも、いいのかな・・・

    そんなことを読者に漂わせながら・・・

    なんともこの表情・・・
    うまいなぁ〜

    で・・・どうなったん???

    想像するしかないでしょうが
    みなさん、同じ想像してます?
    そうかな?

    皆さんのご意見、お聞きしたいところです

    こんな絵本、なかなかないですよね!?

    投稿日:2013/03/16

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    1
  • 確かに面白いけど、やっぱり2作目…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子13歳

    前作の「どこいったん」はとっても衝撃的で、描かれている部分を見ることも、描かれていない部分を想像することも楽しかったです。

    第2作目の本書「ちがうねん」は、帽子をとられた側からの目線ではなくて、
    帽子をとった側の目線で物語が進行していきます。
    発想自体は面白いのですが、描かれていない部分の創造する楽しさは、1作目でい充分味わってしまったので、もう1つ楽しめませんでした。
    あと、前作の帽子をとったうさぎに比べると、今回帽子をとった魚は今いち平凡な姿で、あくが強くなかったのが残念でした。
    面白い作品ではありますが。「やはり2作目」でした。

    この作者の絵の特徴は登場する動物たちの目と身体の色の描き方かな〜と、思います。
    あと、長谷川さんの大阪弁風の邦訳の仕方もとても魅力的でした。
    こういう話は文字が少なくて一見小さなお子さんたちに読みやすいようにも思いますが、物語が哲学的な展開をしているので、
    読み聞かせに使うなら、やはり「どこいったん」と同様、小学校高学年からがいいと思います。

    投稿日:2013/03/06

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    1
  • やっぱり こうなるか

    「どこいったん」は絶妙なはなしでした!

    「ちがうねん」は小さなさかなが 大きなさかなから盗んだぼうし
    小さいさかなの 心模様がつづられていて 反省している様子がよみとれました

    大きなさかなからにげる時のきもちが 何だかぎゅっと心を締め付けるようです

    カニとの秘密  カニも大きなさかなに行く先を話しているような
    でも・・・

    何よりも 黙って取った小さなさかなの何とも言えない気持ちが うまいこと 絵本にされているな〜と思いました(長谷川さんの何気ない訳が良いですね)

    それにしても 大きなさかなの ぼうしがあまりにも小さくて・・・・
    小さいさかなの方が似合っていると思うのですけれど、 

    やはり・・・
    結末は?

    投稿日:2013/02/27

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  • 大人向けちょっと怖いブラックユーモア

    このシリーズ、面白いですね。
    前作、どこいったん、では、盗られた方が主人公で追いかけるお話でしたが、
    今回は、盗った側が逃げるというもの。
    やはり、逃げる側の目線で描かれたお話の方がハラハラしますね。
    最後は、前作同様にハッキリとは描かれていていませんが、おそらく…。
    この結末は子供向けではないかなと思うので、そういう意味ではほしの数は変わりますが、
    大人向けとしては、ユーモアのある面白い物語だなと思います。
    やはり、長谷川さんの訳が絶妙ですね。
    直訳はされていないとのこと、原文はどんな感じなのかも気になりました。

    投稿日:2021/03/16

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  • 可愛い加害者と悪そうな被害者

    2013年コルデコット賞大賞受賞作だそうです。
    第1作の「どこいったん」も驚く結末ですが、こちらもビックリ!でした。

    かわいい帽子をかぶった小ぶりの魚が、自分の帽子じゃないことを告白しながら、帽子の持ち主だった大魚について話しています。

    大魚がきっとまだ寝てる・起きたとしても気づかないだろう・気づいたとしても自分を怪しまないだろう・怪しんだとしても・・・・・・。
    まあ、延々と自分に都合のいいように大魚の様子を想像し、海藻のジャングルへと逃げ込む小ぶりの魚。

    この魚の思いとは裏腹に、大魚が起きて気づいて、小魚を怪しんで、追跡を始める様子に、ヒヤヒヤします。
    大魚の目の動きが、物語の展開を語っています。

    さらに小憎らしいことに、小ぶりの魚は、自分がこの帽子の新しい所有者になる正当制を、こじつけもいいところで、弁明しています。

    ゆったりした小ぶりの魚の言い回しと、大きい体ながらスピーディな大魚の動きが対照的で愉快です。
    小さくてかわいいルックスながら加害者の小ぶりの魚と、大きくて目つきの悪そうな被害者の大魚のキャラクターも愉快です。

    なにより、長谷川先生の関西弁の翻訳が本当に生きている作品だと思います。

    お話の最後は、もちろん読んでのお楽しみということで・・・・・・。

    投稿日:2015/09/29

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