我が家に犬はいませんが、実家には常にいたので、
犬の飼い方については結構わかっているつもりでした。
でも、意外とわかってなかったんだな〜と、読んでいて感じましたね。
この絵本は「飼い方」の専門書より、犬を飼う心得や飼った時の対処法がはるかにわかりやすく、実践に向いていています。
さすがは「犬のしつけトレーナー」の方が書いているだけあります。
描かれているエピソードが子どもでも理解しやすいものでした。
犬を飼っているお宅、これから飼おうと思っているお宅で、ぜひお子さんと一緒に読んでみてほしいです。
作品のタイトルがカタカナで表示されていたので、
最初『イヌ カウ ココロ』と読んでしまいました。
本当はココロでなくて、『コドモ』です)
でも、どのページからも、作者の犬への「愛」を感じたので、私は勝手に、『ココロ』と読んでほしくてワザと『コドモ』とカタカナ表記したのかな?って、考えちゃいました。
とにかくここに描かれている犬が、どの仕草も可愛らしいので、犬好きの人たちにもぜひ読んでもらいたいです。
後書きにもとてもいいことが書いてあります。
小学校の高学年くらいのお子さんになれば、作者の後書きの意味もよくわかると思うので、ぜひ、後書きまで読んでほしいです。