テーブルに乗るりんごを前に、これはもしかしたらりんごではないのかも...と思いを巡らす少年。
空想はどんどん広がっていくが、最終的には美味しかったに帰着する展開。
正直、最初は絵本だからと舐めてました。とんでもない。
私は高校3年生なのですが、書店で読んだ瞬間衝撃でした。
見た目ではりんごだけど、本当は違うかも知れない。
実際に確かめないことにはわからない...形而上学にもつながるのではないかというようなとっても哲学的な内容。
これは高校生の哲学入門書として出してもおかしくはないのでは?
絵本でこれだけクオリティの高いものはなかなか無いと思います。
まさに子供から大人まで楽しめる、親子で楽しめる絵本の真髄。
非常におすすめです。