絵さがしも迷路も、物語まで楽しめるなんて
なんて贅沢な絵本なんでしょう!
ジオラマがとても細やかに作りこまれていて、
ファンタジックな世界をリアルに、身近に感じることが出来ます。
子ども向けの絵さがし絵本だと思って開いたので、
最初のページでびっくりしました。
もの作り、本作りを一切妥協しない
作者さんの真摯な姿勢を感じて
とても気持ちが良いというか、安心して楽しむことが出来ました。
すべてのジオラマを完成させて、配置して、撮影して・・・
一冊の本にするまでに、どのくらいの時間がかかったのだろうと考えずにはいられません。
膨大な数の小物が写っているので、
問題として出されているグッズ以外にも、
「◯◯はどこ?」と、問題を出して遊ぶことができると思います。
小さなお子さんはもちろん、
一緒に読む大人までもが夢中になってしまう絵本です。