しろうさぎとりんごの木」 大人が読んだ みんなの声

しろうさぎとりんごの木 作:石井 睦美
絵:酒井 駒子
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年10月10日
ISBN:9784799900130
評価スコア 4.81
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  • こどもが安心して帰れる場所

    「でも、なんにも しんぱいはいりません。
    このいえには、しろうさぎにひつようなものは
    ぜんぶそろっているからです。
    だいすきなおかあさんもおとうさんも、あかいクレヨンも。」

    しろうさぎが、いつか大きくなって外の世界に出ていっても、
    この家で愛されて育った、その記憶が
    彼女を支え続けるんだろうな...

    よく、「自己肯定感」という言葉がいわれますが、
    わが家もそんなあたたかい場所を、めざさなくっちゃ!
    子どもに聞かせるより、ママにまず楽しんでもらいたい一冊です。

    しろうさぎの、いかにもこどもらしい勘違いが
    かわいいったら、ありません。
    あるよね〜。あるある。

    投稿日:2014/01/16

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  • 何て素敵な絵本なんだろう。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    酒井駒子先生の絵も素敵だし、登場するうさぎのご両親もうさぎの女の子も小さいなりに色々と考えていて、抱きしめたくなる要素が満載です。必要な物が必要なだけ揃っていれば、何も心配はいらないのです。家の中、片付けようかな…。

    投稿日:2015/02/19

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  • ゆったりと深呼吸

    りんごの木が好きで、気になって読んでみました。
    まだ赤ちゃんのしろうさぎ。可愛い好奇心いっぱいで、何もかもが新鮮な幸せな日々。
    森の中にある、ちいさな家。玄関わきには、一本のりんごの木もある。
    おとうさんとおかあさんに温かく見守られて、育っていくしろうさぎ。
    何気ない日々の中で、ゆったりと流れる時間。
    酒井駒子さんと、石井睦美さんの往復書簡も読みました。
    酒井さんは、本の絵の半分くらい、山の中の小さな家で描いたそうです。ご本人も言っているように、うさぎの家族が暮らす森の中の空気や光が、伝わってきます。
    うさぎのおかあさんの包容力は、石井さんのほかの作品にも、共通していますね。
    裏表紙のタンポポの絵を見て、子どもたちが小さかった頃のゆったりした時間を思い出しました。
    お二人の素敵の感性に触れて、幸せです。

    投稿日:2014/08/03

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  • 一生懸命背伸びしようとしているこうさぎちゃんと、包容力いっぱいのお母さん。
    二人のやりとりが、なんとも微笑ましいと思いました。
    そして酒井さんの絵が素晴らしくて、引き込まれてしまいました。
    さりげない親子の物語をとても魅力的に描いています。

    投稿日:2014/07/11

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  • ゆっくり時が流れている感じ。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子14歳

    石井睦美さんと酒井駒子さんのタッグの絵本はもう何冊か出ていますが、どの作品も、ゆっくり時が流れているように感じます。
    この作品はタイトル通り、子うさぎがリンゴのことを想い、美味しいリンゴはリンゴの木のどのあたりなんだろうと、一生懸命考えたりするあたりが可愛らしいです。

    物語の中に大きな事件が起こるわけではないので、全体淡々として進んでいきます。
    しっとりじっくり、物語の世界に浸りたい人にお薦めです。

    投稿日:2014/04/14

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  • 素敵な日常のシーン

    酒井駒子さんの絵ですよ〜
    わくわくしながら
    読みました

    幼いこどもとの日常の
    1シーンを
    見事に描いています

    なんて、愛らしいんでしょ・・・
    純粋な子どもの気持ち

    確かに、子どもって
    生まれてきて
    何も知らないーのですよね

    今更ながら
    大人の都合で
    子育てをしちゃってるんだなぁ〜と
    反省しました

    わくわくして眠れない様子
    そのベッドはお父さんの手作り
    眠れないので話す相手は
    お母さんの手作りのくろうさぎちゃん

    心配なんかしなくても、朝がくること

    そうだね・・・

    「うそっこのほうのこたえ」も
    なかなかだし
    それに対するお母さんの対応も
    素敵

    りんごの木をかじってしまう様子・・・

    そうだよね

    でも、お母さんの笑顔で
    今泣いたしろうさぎちゃんは
    つられて笑い出します
    お母さんの力って偉大!ですね

    見開きいっぱいのりんごのあかちゃんの絵
    なんて、素敵なんでしょ!!

    こんなやりとりが出来る
    子育て出来るといいですね

    素敵な絵本です
    ほしい・・・

    投稿日:2014/03/30

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  • 森の中で生まれたしろうさぎ
    お父さんが作ってくれたベットお母さんが作ってくれたくろうだぎのぬいぐるみ

    愛情をたっぷり受けてしろうさぎが体験したこと

    おかあさんがつくってくれたりんごジャム りんごのコンポート
    生まれてまがないしろうさぎは知らないのです  りんごのみのことを
    りんごをかじろうと夢が膨らむのです

    しろうさぎ明日を楽しみに眠る様子がかわいい!
    こどもって夢がキラキラ輝いているように思えました
    お母さんうさぎとしろうさぎのなにげない会話がほのぼのしています

    初めての体験りんごの実を食べてみたいしろうさぎ

    りんごのあかちゃんのことをお母さんから教えてもらうのです
    お母さんは優しく丁寧にしろうさぎに教えています
    お母さんはなんて ゆったりと優しく りんごの実がどうして出来るか話してあげています

    愛情たっぷりの お母さんにみまもられてしろうさぎは大きく成長するのでしょうね
    酒井駒子さんの絵は油絵のようです。 かわいい挿絵はお話しを膨らませてくれます
    子うさぎは秋にはりんごの実をたべたのかな〜
    だいすきなお母さんおとうさんの見守られて・・・・

    投稿日:2014/03/02

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  •  ずっと昔、聞いたことがあります。
     「幼い子どもからは一生分のしあわせをもらっている。だから、その先、どんな悲しいことや苦しいことがあっても許さないといけない」って。
     そうかもしれない。
     子どもが生まれ、まだ歩くことも話すこともできない頃のかわいさ。
     パパって叫びながら抱きついてくるあたたかさ。
     ほっぺのやわらかさ。はえかけの歯の白さ。
     そんなこんなのしあわせをあの何年間でもらったのだなあ。
     それは一生分のしあわせなんだなあ。
     石井睦美さん文、酒井駒子さん絵による、この絵本を読んで、そんなしあわせを思い出しています。

     森の中の小さな家で生まれたしろうさぎは、まだ秋を知りません。
     春にうまれたばかりだからです。
     だから、玄関の脇にあるりんごの木が赤い実をつけたのを見たことがありません。
     ある日、おかあさんの作ったりんごジャムのおいしさにたまらず、りんごの木をかじればきっとおいしいはずだと思ってしまいます。
     そして、それをためしてみようと。
     そんな朝を楽しむ夜のしろうさぎの様子や、家を出るときのおかあさんとの会話のかわいらしさといったらどうでしょう。
     おかあさんに「どこにいくの?」ときかれて、「ほんとのことと うそっこのこと。おかあさんはどっちがききたい?」なんて、子どもと過ごすたくさんの時間をもったおかあさんならではの特権のような会話です。

     りんごの木にかじりついて、泣き出すしろうさぎ。びっくりして外にでてきたおかあさんといっしょに見つけた、「まだあおい ちいさなりんごの実」。
     そして、おかあさんがあかいクレヨンで描いてくれた、大きくて真赤なりんご。

     しろうさぎとの会話。しろうさぎの表情やしぐさ。
     そういえば、こういうしあわせな時間を子どもたちはくれたんだ。
     いや、こんなしあわせな時間を今も過ごしている若いおとうさんやおかあさんがいるんだ。
     そう思うだけで、しあわせになりそうです。

    投稿日:2014/02/02

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  • 日常にある幸せ

    読んでいるだけで、とても穏やかな気持ちになりました。
    しろうさぎはもりのなかのちいさないえでうまれました。
    ちいさないえでしたけれど、しろうさぎにとってひつようなものは、なんでもそろっていました。
    で始まるお話は、大きな事件や驚くようなことなありませんが、ごくありふれた日常の中の幸せに、改めて気付かされ、心がワクワクしてきます。
    しろうさぎとおかあさんとの会話に、心にポッと火が灯ります。さらに、酒井駒子さんの絵が暖かい。

    投稿日:2014/01/14

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  • りんごの絵本

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    りんごの絵本が読みたいなーと思っていたところに酒井 駒子さんの絵にも惹かれ、この絵本を選んでみました。
    うさぎもかわいくて素敵な一冊だなと思いました。
    文章のページにカットで描かれている絵もとても良かったです!!

    投稿日:2013/12/03

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