この本とはもっとわが子が小さな頃に出会っていたかったです。
シェイプ・ゲームとは、最初の人が何か形を描く。どんな形でもOK。
何かをあらわしてなくてもいい。次に別の人が何かを描き込み、その絵を完成させる。
これは想像力・創造力を培うのにはとても良いような気がします。
子供の頃ママにいやいや美術館に連れて行かれ、当初パパ・兄・ぼくは
作品にもてあまし気味でした。
でも、ママが作品の面白い解説を始めると、絵画を見る目が違って
きました。
出口でスケッチブックを買って、家族全員でシェイプ・ゲームを楽しみ
ながら帰途につきました。
その日の出来事はぼくの人生を大きく変えることになりました。
間違い探しやパロディー版、ブラウンさんお得意のだまし絵など
見所満載です。
ママの解説を見ていて、高階 秀爾さん著の 『名画を見る眼』を
思い出しました。
やっぱり絵画はおもしろい。