世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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「昔、石は生きていて、話もしたし、子も産んだ。」不思議なことがいっぱいの遠い昔の物語り。それだけでも十分不思議なのに、石と鳥が結ばれて、カガカガが生まれた。カガカガは、神のお使いで旅に出た。神のお使いなのに、騙したり騙されたり、神から頼まれたことを忘れたりして・・・・・・・神さまは、人間に贈り物をしてこいとカガカガをお使いに出したのだから、カガカガに感謝しなければいけないなあと思いました。とても奇抜な絵ですが、印象に残る絵だなあと思いました。
投稿日:2018/09/20
北アメリカ・インディアン、ウィネバゴ族のトリックスター神話に登場するワクジュンカガ像を基に、 構成されたおはなし。 石と鳥の子ども、カガカガは、ある日、神の使いで出かけます。 長いへそ、長い尻の穴、見るからにへんてこりんな造形に唖然です。 用件を忘れたり、出会った動物たちをだましたり、だまされたり。 長いへそ、長い尻の穴も重要な役割を果たします。 妙に知恵が働いていたり、間抜けだったり。 でも、終盤には、壮大な創世記へと着地します。 ワクジュンカガ自体が、少しお下劣な存在だけに、 その発想が案外子どものツボにはまるかもしれません。 斎藤隆夫さんの絵は、相変わらずデフォルメがすごくて、インパクト大です。 好き嫌いが分かれそうなストーリーですが、 神話の世界の持つエネルギーを感じました。
投稿日:2015/03/30
北アメリカの先住民族の神話に関するお話のようです。 昔、石は生きていて、話もしたし、子も産んだ、という流れ、 意表をつかれた感じでした。 カガカガという名前もなんだか不思議でしたが、その姿も不思議。 カガカガに託された「神のお使い」が果たされるまでの愉快な ストーリーなんだと思うのですが、騙したり、騙されたり、 そして刺し殺したりといった描写が多く、どうもストーリー展開に 違和感があって、正直、全く笑えませんでした。 「神のお使い」で、カガカガは最後にはちゃんと人間に素晴らしい 贈り物をする役目も果たすのですが、その過程での出来事を思うと、 ありがたみも半減してしまいそう。 私が理解しきれていないだけなのかも知れませんが、このような評価となりました。
投稿日:2011/04/20
1回目=何度これは?という印象でした。 話がよくつかめなくて、2回目=ストーリーは頭に入ってきたけど、この「カガカガ」って、結局なに?って感じ。 3回目=読み終わってから、折り込み付録の作者の言葉を読んで、やっと話がのみ込めてきました。 アメリカ・インデアンの神話をもとにした創作だったんですね。なるほど。 読めば読むほど味が出て、面白いけど、あまり小さなお子さんに読んであげても、ちんぷんかんぷんで、面白くないかも。 小学校の高学年以上のお子さんにお薦めします。 真っ赤な三角の体に変な模様、箱に入れて持ち運ばないといけないほど長いおへそ、それから長い尻の穴って、しっぽのことでしょうか? などを持っているカガカガは、神様のおつかいだそうです。 イラストを担当した斉藤隆夫さんの想像力に感服します。
投稿日:2010/10/30
イタズラなカガカガのお話です。 人を騙そうとするものの、上手くいかない所が可愛らしいなぁと感じました。 最後には人間に素敵な贈り物をするのですが、それまでの過程があまり良い内容とは思いませんでした。 イラストが奇抜で印象的な絵本でした。 一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの絵本です☆
投稿日:2009/03/08
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